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活動と政策

2023.9.6 (水)

次期衆院選の予定候補(京都1区・井坂博文)を発表

日本共産党京都府委員会は、衆院選京都1区に井坂博文・前京都市会議員団団長を擁立することを発表しました。経歴とコメントは次のとおりです。


日本共産党 前京都市会議員団団長
井坂 博文(いさか ひろふみ) 

生年月日:1956年2月10日(67歳) 広島県生まれ
現役職:日本共産党京都府委員
最終学歴:立命館大学経営学部卒業
略歴:京都府学生自治会連合委員長。京都原水協常任理事、京都原水爆被災者懇談会・被爆二世三世の会世話人。1991年4月の京都市会議員選挙(北区)で穀田恵二議員の後継ぎとして初当選、以後8期連続当選。日本共産党京都市会議員団団長など歴任。
趣味:スポーツ観戦、家庭料理





衆院選京都1区への立候補の決意にあたって


2023年9月6日  井坂博文


 この度、次期衆院選京都1区に立候補することを決意しました井坂博文です。 私のこれまでの経歴はお手元の資料にある通りです。

 私は、この4月に京都市会議員選挙に立候補しましたが、私の力不足で市民や支持者のみなさんの期待とご支援にこたえることができませんでした。
 6月にこくた恵二衆院議員が「次期の衆院選には立候補せず引退する」と発表され、その後継者として何人の方から声をかけていただき、京都府委員会から立候補の打診と要請がありました。

 「日本の夜明けは京都から」と常に京都の政治革新をけん引してきた京都一区の位置、30年に及ぶ衆院議員、その大半を国対委員長として野党共闘をリードしてきたこくたさんの議席の重み。それを考えると立候補の要請は光栄に思いますが、私がそのような大役を担うにふさわしい人間なのか、悩みました。「日本共産党の市会議員として32年間培ってきた歴史は他の人に替わることができない」と多くの方から熱い思いをいただき、その思いに応えたい、と立候補の決意をいたしました。

 京都においては京都市長選挙と衆院選挙が同時に闘われるという様相になります。私は今の地方自治を壊す国の政治の大本を変えることと、地方自治体の首長そのものを変える闘いは車の両輪であると思います。2つの選挙を正面から闘っていきます。

 思い起こせば、私が党議員になったのは33年前、こくたさんが1期目の市会議員から当時の衆院1区の候補に転戦し、その後継者として私が立候補し、翌年の市会議員選挙で当選したのがきっかけでした。それが今回、こくたさんの衆院議員の議席を引き継ぐべく挑戦することは、縁のようなものを実感します。

 32年間の市会議員の活動を通して培ったものは、京都の現実政治を動かす議会第二党の日本共産党の存在意義であり、地下鉄東西線建設費膨張の真相究明、不公正で職員不祥事の温床となったゆがんだ同和行政の終結であり、自治体の役割を放棄する市政リストラ・行財政改革とのたたかいでした。その闘いを通じて学んだ市民との共同を、新たに国政の舞台で発揮するために全力を上げます。

 私が日本共産党に入党したのは、1974年、立命館大学の1回生でした。私の父親は広島で被爆した被爆者であり、戦争のない社会と核兵器のない社会は私の願いでした。大学に入り、核兵器廃絶と戦争反対を貫いてきた日本共産党の存在は衝撃でした。しかし当時の世界は「核の傘」論が主流でした。それが50年の時を経て、国連による核兵器禁止条約が採択される時代となりました。原水爆禁止運動や原発ゼロの運動に投じた私の活動を誇りに思います。

 また、私の党員としての人生は、昨年100周年を迎えた党の半世紀を生き抜いた歴史でもあります。当時は「70年代の遅くない時期に民主連合政府の樹立を」と燃えに燃えていた日本共産党の第1の躍進の時期でした。その後の50年間は日本共産党の第2、第3の躍進とそれを好ましく思わない勢力との激しい闘いの歴史であり、幾多の試練を乗り越えてきた歴史でもあります。改めて「日本共産党の百年」を読み返し、日本共産党員でよかった、日本共産党の議員でよかったという思いです。

 最後に、私の京都1区への挑戦は比例との重複ではなく、1区単独です。近畿比例で堀川さんをはじめとした躍進と、1区での勝利を正面から挑み、勝ち抜くために全力をあげます。
 私は、今の岸田政権が進める政治に対する国民の怒りと批判の声を国会に届ける先頭に立ちます。「市民と野党の共同」をさらに大きく広げ、国政での立憲野党共闘の構築を進めます。「新しい戦前にしてはならない」という声に応えて戦争準備の大軍拡をやめさせ命と暮らしを守る政治をつくります。被爆2世として核兵器禁止条約に参加し、核兵器廃絶の先頭に立つ日本政府をつくります。

 どうぞよろしくお願いします。

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