日本共産党のむらき恵子・木津川市(府議候補)、しおがい建夫・京田辺市、坪井久行精華町の各議員団長と、大植のぼる府議候補(京田辺綴喜平和・環境部長)らは21日、陸上自衛隊祝園弾薬支処(精華町)に対し、支処内で繁殖している有害鳥獣の被害対策を講じるよう要望書を提出しました。
要望は、同支処内にイノシシが繁殖し、同町や京田辺市など近隣農家の農作物に被害を与えていることを受けて行われたもの。支処内ではイノシシが2年間で82頭捕獲されています。
4氏は、▽敷地内に生息するイノシシなどの実態調査を実施し、その結果を関係市・町・区・自治会・農家組合等関係者、住民に公表する▽敷地内から他の土地へ出ることができないように完全な防護策を設置する▽敷地内での捕獲作業の強化▽防護策完成までは、稲、野菜、果樹等農作物や家屋等の被害については応分の保障を行う―などを求めました。
総務課長と広報担当が対応し、「防護柵については予算要望している。引き続いて要望する」と回答しました。