長岡京市長選、市議補選投票日を２日後に控えた１４日、日本共産党は２つの選挙の勝利に向けて合同演説会を開催、会場いっぱいの支持者・市民らがかけつけ、勝利にむけて気勢をあげました。演説会では、小原明大市長候補、ほんだ三郎市議候補が決意表明、井上さとし参院議員が勝利を呼びかけました。
井上氏ははじめに、当日発足した第二次菅改造内閣について触れ、「今回入閣した与謝野氏は単なる元自民党の有力政治家にとどまりません。麻生内閣の財務大臣。つまり、自民党政権の最後の財務大臣。しかも通常国会中は、経済財政、金融担当も兼務し、三つの経済関係閣僚のポストを一人占めしていた人物だ」と、与謝野氏の入閣を批判。
さらに、「この与謝野氏を経済財政担当大臣で入閣させたことは、菅内閣が自民党内閣を受け継いだ内閣だと自己宣言したものに等しいことです。その中心は、消費税の増税。与謝野氏が自民党屈指の消費税増税論者であることは有名です。まさに消費税大増税の実行宣言だ。」と厳しく指摘しました。
井上氏は最後に、「菅改造内閣のもとで最初にたたかわれる２つの選挙で必ず勝利し、菅内閣への厳しい審判、消費税増税を許さない審判を下し、新しい政治の流れをこの長岡京市から全国に発信しようではありませんか」と訴えました。
演説会には、清水ただしさん（前・参院大阪選挙区候補）も応援に駆けつけ、対談形式のインタビューや、得意のバナナのたたき売りも披露、小原候補の支援を呼びかけました。
