第45回「『建国記念の日』不承認:京都府民のつどい」(同実行委員会主催)が11日、下京区のキャンパスプラザ京都で開かれ、100人を超す市民が参加。立命館大学の君島東彦教授が「多面体として憲法9条を見る」と題して記念講演を行いました。
君島氏は、憲法九条を①ワシントン②大日本帝国③日本国民④沖縄⑤東アジア⑥地球市民社会―の6つの視点から多面的に捉えることが必要と指摘。それぞれの角度から解明するとともに、日本国民が実践を通じて、条文だけにとどまらない「人権としての平和」に発展させてきた強調しました。
そして日本国憲法が世界の平和活動家から注目を集め、「NGO活動など、紛争や人道的聞きにたいする、非軍事的対応を広げる基盤となり始めており、大きな力を発揮できる」と、憲法が持つ今後の可能性にについて語りました。