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救援活動・原発ゼロ

被災住民とともに苦難に立ち向かう党...府民みんなの力で震災救援に全力を!(救援速報NO10)

小原明大.JPG この間の救援募金活動で、京都では約3万人の皆さんの善意の協力で1200万円を越えました。党中央にはすでに6800万の募金が寄せられています。速やかに岩手・宮城・福島の各県に届けています。また被災地の党支部と党員、議員は、自らも被災している非常に困難な中でも、被災住民と力合わせ献身的で必死な救援活動を展開しています。府民みんなの力をあわせ、心ひとつに救援活動に力を尽くしましょう。

 

●民医連の現地支援隊が帰ってきました...「想像を超える体験、話すことがつらそう」

 坂総合病院での支援。水は地下水を使い、電気は復旧。しかし、食事は1食おにぎり1個といった状況。あいている場所を探して寝ていた。職員は自ら被災しながら、12時間交代勤務。院長・副院長は24時間交代で勤務。病院では救急対応もしていたため手術も行われていた。外来はまだできず。行ったメンバーの役割は患者の振り分けが仕事。阪神淡路大震災と違い、津波の影響が大きく、流された人と、避難して生き延びた人とに大きく分かれていた。患者さんとの対話では「家は大丈夫ですか?」という問いかけから始まり。どの方も想像を超える体験をされており、話すことがつらい様子で、聞けなくなった。津波に流されそうになり、自分は何とか助かったが、流された人を見たという方もいた。避難所では食料が不足しており、避難所からこられた人は手は冷たく、熱が出ている人が多かった。治療してまた避難所へ戻ってもらうしかなかったことがつらかった。ウエットティッシュやアルコールティッシュがなく、感染予防は難しい状況。またガソリンもなく避難所まで車で帰ることができない状況。高齢者も多いが、ミキサー食など作れず、妻が噛み砕いたものを夫に食べさせるという夫婦もおられた。慢性疾患の人は薬がなく体調を崩している人が多い。避難所は衛生が保ちにくく、感染が広がらないか心配。これからこそ本格的な支援が必要だと感じた。

 

●府委員会に寄せられているいくつかの問い合わせについて

○安否確認について......府委員会にも「釜石に住む親せきの安否を確認してくれないか」といった問い合わせがあります。現地地区委員会は、大きな被害を受けておりそうした問い合わせに対応できる状況にありません。今、紹介できるのは、中央委員会のホームページにある「安否情報」の項目をクリックすると、①現地の避難所に張り出されている「安否情報」の名簿写真が見れます。②人探し用伝言版があります。③災害版伝言ダイヤル、伝言板。が出てきますので活用を進めたらどうでしょうか。

 

○住宅提供の申し出について......避難者の県外一時避難が具体的になってきており、関西規模で数万人を受け入れることが発表されました。京都がどれだけになるかはまだはっきりしていませんが、一定規模の受け入れが始まることは間違いありません。したがって、避難先として住居提供について今は直ちに応えられませんが具体化されたときに連絡できるように、連絡先と条件を聞き、府対策本部に連絡ください。

 

○支援ボランティアについて......現時点では被災地で受け入れる条件は整っていませんが、今後ボランティアの拠点が作られたり、京都への避難者への支援が具体化された時に必要になってきます。その時のために、ボランティア登録を受け付けましょう。連絡先は聞き、府対策本部に登録してください。

 

(写真は、長岡京市で女性後援会と募金を呼びかける小原明大府議候補)

 

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