• 活動
  • 政策・提言・見解
  • 集会・行事
  • 議員と事務所
  • 入党・購読
  • お問合せ
救援活動・原発ゼロ

「相馬支援レポート」(5)...はじまった変化、連帯・共同、そして希望

⑤支援物資お届け隊.JPG 献身的な党のボランティアの活動が支部を元気づけ、少しづつ変化が生まれ始めました。またこうした支部や党員のがんばりが、各地での行政区の役員会や社協、漁協などにも影響を与え、連帯や共同が広がりつつあります。そのことを私なりに実感できたとり組みと経験について、いくつか紹介しておきます。

 

 ①「変化」の始まり......5月21日に開催した相馬地方の「連絡調整会議」は、変化のはじまりを実感した会議となりました。会議ではこの間の訪問活動の中身と経験を交流しました。震災後あまり動けていなかった相馬支部は「学ばされた。今からでも遅くない」(Mさん)と決意、鹿島からは「一村残すも一人残すなの決意で被災地域の全戸を訪ねる」(Kさん)など、それぞれが決意を表明、その後の活動への大きな転機となりました。

 

⑤何でも相談会.JPG ②「連帯」の広がり......6月12日に計画した荒木千恵子議員の地元・北原集落での「支援物資お届け隊:何でも相談会」のとり組みです。当日の成功もそうですが、とり組みの過程で区長さん、区の役員会の皆さんとの協力関係、共同の広がりが確信になりました。日本共産党のボランティアセンターとの共同のとり組みにもかかわらず、役員会の皆さんが総出で準備にあたり、当日の支援物資の仕分けと渡し、来られない人への届けなどもやってくれました。

 

 ③「希望」の花......郡市委員長宅前の田んぼを「ひまわり畑」にしようという運動です。主には社協の「ひまわりボランティア」の活動ですが、党のボランティアにも要請が来ました。郡さんを通して社協と党のボランティアが一体となってとり組み、交流も広がりました。社協の会長さんは「京都から来てくれただけでうれしい。この現実を京都の皆さんにしっかり届けて欲しい」との言葉で私たちを歓迎してくれました。私の知るところひまわりは、放射能に強い花、塩分を吸い上げる花、そして明るく元気な花...このひまわりが9月には「希望の花」を咲かせてくれるはずです。

 

⑤支援物資.JPG この1ヶ月間、京都の全地区から64人、四国全県はじめ全国から72人、総計136人が相馬に駆けつけ、1人2日~6日間、のべ日数にすると400日を越えて奮闘してくれました。皆さん、ありがとうございました。
 ボランティア活動は決して難しい活動ではありません。相手の話を聞く気持ちさえあれば、誰にでもできる活動です。私が皆さんに伝えたいことは「一度現地に行こう!」です。現場を自分の目で直接見て、自分の耳で直接聞いて欲しいと思います。
 最後に、相馬地方の皆さん、またボランティアに協力頂いたたくさんの皆さん、本当にありがとうございました。これからもごいっしょにがんばりましょう。(完)

 

★写真上は南相馬市の原町集落センターで開催した「支援物資お届け隊」で、山積みされた支援物資を袋に小分けする地元の役員さんたち。写真中は「何でも相談会」と交流のひとコマ。写真下は毎日センターに届く支援物資を被災地に届けるボランティアの皆さん。今日も仮設住宅の皆さんのところへ...さあ!出発です!!。

【2011.6.30 木戸和司】
 

  • 「戦争法」廃止を求める
  • ブラックバイトに要注意!働き方アンケート実施中!
  • 新事務所建設募金のお願い
  • 2015いっせい地方選挙
  • 2014総選挙特集