関西電力・高浜原発から10~20キロ圏内に入る舞鶴市で6日、地元住民らが脱原発を訴えるピースパレードを行いました。広島に原子爆弾が投下された日に、放射能の危険性をアピールしようと、住民の有志でつくる「舞鶴ピースプロジェクト」が企画したもので、150人の市民が参加しました。
パレードは、JR東舞鶴駅南口からスタートし、関電舞鶴営業所前などを通過する約4キロのコース。参加者は、アニメ映画「となりのトトロ」の主題歌「さんぽ」を、ギターやパーカッションの演奏にのせて、「バイバイ原発、命が大事、サヨナラ原発、明るい未来」と歌いながら脱原発をアピールしました。
パレードを呼びかけた「プロジェクト」のMさんは「再び福島のような事故が起こらないように、若狭湾原発群に近接する舞鶴から声をあげることが大事だと思います。福井で反対運動している人や労働者にエールを送り、みんなで手をつないで安心なエネルギーで暮らせるようにしたい」と語っていました。