来年2月投票でたたかわれる京都市長選に向け、市民団体や労働組合、日本共産党などでつくる「民主市政の会」は2日、第2回全体会議を開催。団体・地域から300人をこえる市民が参加、京都市長選に出馬表明している中村和雄弁護士(56)を市長候補として推薦することを正式に決定しました。
同会の池田豊事務局長が中村氏の推薦について報告。「中村氏が、市民生活を守る防波堤の役割を放棄した門川市政の刷新を呼びかけ、新しい市政の目標に、地域経済の再生や「脱原発」、暮らし擁護を掲げていることを評価した」と述べ、「中村市長実現の一点での広範な共同を広げて、民主市政を実現しよう」と呼びかけました。
日本共産党の渡辺和俊府委員長が、京都市長選挙の全国的意義と党としての闘いの決意を表明。府市会議員団からも多数の議員が参加、討論の中で井坂博文市議団副団長が「京都市政報告書」の問題点を報告し、市政転換に全力をあげる決意を表明しました。
日本共産党京都府委員会も同日、中村氏の推薦を決めました。