12月4日公示・同16日投票の総選挙について、巨大メディアは「民・自公・第三極の三つどもえ」などと偽りの対決構図を描いています。300小選挙区での各党の候補者擁立状況をみると、目立つのは日本共産党、民主党、自民党の"三つどもえ"の選挙区の多さ。それもそのはず、日本共産党は「候補者擁立で第1党」(志位和夫委員長)なのです。自民党型政治か日本共産党かという対決軸は政治の中身だけでなく、選挙区の擁立状況でも明らかです。
「多党乱立」となる総選挙。新党乱造と離合集散が繰り広げられるなか、「政党らしい政党はいったいどの党なのか」―総選挙の熱い焦点となっています。