18日、参議院選挙での日本共産党躍進をめざし、井上さとし参議院議員・比例候補、倉林明子京都選挙区候補の事務所開きと決起集会を行いました。
事務所前のあいさつでは、井上、倉林の両候補が決意を表明し、こくた恵二衆院議員、渡辺和俊府委員長らが訴えました。
事務所所在地は京都市中京区丸太町新町南東角、党京都府委員会1階です。
井上さとし、倉林明子、渡辺京都府委員長の事務所前でのご挨拶(要旨)は以下の通りです。
井上さとし 参議院議員・参院国対委員長
事務所開きにあたり、参院選勝利へ、気力、体力、知力の限りを尽くして全力疾走する決意です。
安倍総理との論戦を通じ、決意を新たにしています。先日は、橋下発言と総理の認識をただしました。橋下発言は、女性を戦争遂行の道具や男性の性の道具にしても当然という、二重に許しがたいもの。ところが総理は、「立場が違う」と繰り返すだけで「慰安婦が必要」は間違いと最後まで言いませんでした。橋下発言も、総理の態度も根は一つ。侵略戦争を認めず、その反省の上にある憲法九条を変えることも一体。こんな政権や政党に負けるわけにはいきません。
原発問題でも論戦しました。毎日400トンもの汚染水が増え続けているのに、政府は、「福島第一原発は安定した状態にある」としてきました。質問後、安倍総理が原発輸出セールスの先頭にたちました。原発事故の被害が広がっていることを世界にも国民にも隠し、原発の輸出や再稼働を進めるもの。安全よりも儲け優先の態度です。
憲法、原発、TPP、アベノミクスなど安倍政権の暴走に待ったをかけ、国民と共に政治を動かす日本共産党。自共対決の選挙です。比例五議席の獲得と、自らの三期目勝利、倉林さんの勝利へ力の限りを尽くします。
倉林明子 参院京都国政委員長
いよいよ拠点が定まり、なんとしても勝ち抜くために全力で走り抜く決意です。
戦争することを前提に、女性の性を利用して当然という橋下発言にはき気をおぼえました。女性の代表として満身の怒りをこめて抗議します。
予定候補者として10か月、府内一円を駆けめぐってきました。
総選挙後6か月、京都でも大きな変化が起こっています。京都で初めて米軍基地をつくる計画に対し、「京都に米軍基地はいらない」との声が京都中に広がっています。この願いに応えられるのは日本共産党、倉林明子だけです。
「アベノミクス」への期待をマスコミがあおるものの、京都経済への影響は深刻です。急激に進む円安で、燃料、材料、電気代と値上げのトリプルパンチに加え、需要は落ち込むばかりです。ここに消費税の増税などもってのほかです。商工会議所の会頭も「給与があがらないと」と思わずつぶやきました。デフレ経済、京都経済打開の展望を示しているのは日本共産党だけです。京都から消費税増税中止の審判を下そうではありませんか。
原発ゼロの国民の願いを裏切った安倍政権が、参議院選挙後に狙っているのが原発の再稼働です。ふるさと福島の思い、原発ゼロの府民の願いを届ける京都の代表として国会に押し上げて下さい。
TPPも憲法も自民党の暴走に「ならぬものはならぬ」の会津魂で正面から対決して勝ち抜きます。お力添えを心からお願いします。
渡辺和俊 京都府委員長
京都30万比例票獲得で、井上さとしさんをはじめ5人を何としても国会へ。「全国はひとつ」で「日本共産党」と広げに広げてください。
総選挙の政党間の力関係は、奮闘いかんで変えられます。暮らし、TPP、憲法、原発、歴史認識。どの問題でも、国民とともにたたかっているのは日本共産党だけです。
12日投票の精華町議選では、日本共産党が総選挙の比例票を185%に伸ばして、定数4削減のもと、現職3・新人1の4議席を守り、維新や民主は比例票を2割台に減らしました。
京都選挙区の自民現職は、自民最右翼の日本国憲法破棄論者。総選挙でTPP反対を叫んだ公約違反の人物。維新の会の新人は「改革者」を演じられず。民主党の元衆議院議員は、憲法9条改正、原発再稼動を主張し、消費税増税と社会保障削減を主張してきた元大蔵官僚。昨年、経済産業政務官として靖国神社に参拝、07年には従軍慰安婦問題や南京事件はなかったと、ワシントンポストに意見広告を出した人物。
選挙区も自共対決。暮らしと平和、憲法擁護を願う皆さんの声を、党派を超え、こぞって倉林明子へ。
比例で5人通れば、改選議席48の1割を超える比重を日本共産党が占め、国会の様相は激変します。定数2で倉林さんが通れば、全国に衝撃が走ります。
大きなご支援を心からお願いします。