来春にたたかわれる京都府知事選挙。小児科医の尾崎望さんが11日、京都市内で記者会見し、立候補を表明しました。
尾崎さんは、社会保障を切り捨て、消費税増税を強行しようとする安倍政権のもとで、悪政に立ち向かい「防波堤となる府政の役割が求められている」と立候補を決意した動機を述べました。
尾崎望さんは、「無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす」を掲げた民医連で30年間、医療や介護の改善に取り組んできました。医師として子どもと向き合って、低賃金・長時間・非正規という親のひどい労働条件、切り捨てられる社会保障、過度の競争を強いる教育、崩壊する地域―家族の努力だけでは生き抜くことすらできない社会の困難に何度も直面してきました。
尾崎さんは「安心して住み続けられる京都、ここに生まれ育ち、年を重ねたいと思えるような京都を取り戻すために全力で取り組んでいきたい」と表明。個人や団体に広く賛同を呼びかけるとしています。日本共産党京都府委員会は、尾崎さんの実績や決意などを積極的に受け止め、前向きに推薦を検討しているところです。
11月19日(火)に開かれる「世直し!府直し!大集会」(会場:みやこめっせ)で尾崎望さんがお話します。集会案内、詳しい経歴などのWebサイトはこちらです。
【尾崎望さんのプロフィール】
1954年、兵庫県神戸市生まれ。京都大学医学部を卒業し、京都民主医療機関連合会の各病院・診療所に勤務。現在、京都民医連会長、かどの三条こども診療所所長。