日本共産党の志位和夫委員長は16日夜、沖縄県知事選結果を受けて党本部で記者会見し、次のように述べました。
一、この結果は、沖縄の新しい歴史をきりひらく、沖縄県民の歴史的勝利です。翁長雄志さんを先頭にした、保守・革新の垣根を超えた、島ぐるみの団結の勝利です。勇気と誇りをもってこうした選択をされた沖縄県民のみなさんに、心からの敬意を表します。
一、そして、この結果は、県民の意思を踏みつけにし、強権をもって、新基地建設を強行しようとしている安倍政権への痛烈な審判です。
いやしくも民主主義国家を標ぼうするならば、安倍政権は、県知事選挙に示された県民の意思を重く受け止めて、名護市辺野古への新基地建設をただちに断念すべきです。普天間基地の閉鎖・撤去にとりくむべきです。
一、来るべき総選挙では、この結果を受けて、沖縄新基地建設問題が大きな争点の一つとなります。わが党は、県民の民意を無視した新基地建設ストップ、基地のない平和で豊かな沖縄をつくることを大いに訴えて、選挙戦をたたかいぬきます。
(「しんぶん赤旗」2014年11月17日付けより転載)
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