投票日を前に、京都市民のみなさんに呼びかけます
2016年2月6日 午後4時 日本共産党京都府委員会委員長 渡辺和俊
京都市民のみなさん。
みなさんのご支援を力に本田久美子候補は奮戦し、全国注視の選挙戦となりました。本田市長実現へ、最後の最後までのお力添えを、よろしくお願いします。
この選挙で私たちは、2つの大きな柱で「本田さんを市長に」と訴えてきました。
一つは、「市民の命、安全を守るのが市長の仕事」、安倍暴走政治の片棒を担ぐ市長ではなく、戦争法廃止、改憲も原発再稼働も許さない女性憲法市長をとの訴えです。
現職陣営は、市長選で安保法制など国政を語るのは「場違い」と言いました。一方、ある若者がこれを批判して、「戦争は国だ市だと避けて通ってくれるわけじゃないですよ」とSNSで発信し、話題になりました。どちらが、政治と社会に対するまじめな態度と言えるでしょうか?
この点で、安保法制に反対する学者の会、ママの会、シールズなどの多くのメンバーが本田さんを推薦し、全国の良識の声が本田陣営に集まったことは、たいへん心強く、嬉しいことでした。本田市政実現の全国的意義が、いっそう浮かびあがりました。
もう一つは、暮らしに冷たい市政を本田さんで転換しようとの訴えです。
現市長は暮らしの現状をかえりみず、「京都は良くなった」と"上から目線"で居直りました。しかし、選挙戦が進み、マスコミも「(保育所の)待機ゼロ実態と隔たり」「どうする敬老乗車証?」「揺れる四条通」「(伊吹衆議院議員が四条通問題での苦情を述べ、市長の)個人演説会場が一瞬凍りついた」など、私たちが訴えてきた争点を取り上げました。現職陣営は追い詰められ、ついに京都市が敬老乗車証の新たな負担について、「9月からの見直しは予定しておりません」と表明せざるを得なくなりました。しかし、改悪方針そのものは撤回していません。「本田さんで、改悪をやめさせよう」「本田さんで、暮らしを大切にする市政に転換しよう」と、あらためて呼びかけます。
宣伝カーで音を出せるのは、夜8時までです。市長選に関して、電話やネットで自由に発信、拡散したり、街頭でビラを配ったりできるのは、夜12時までです。「投票に行こう」の呼びかけ(棄権防止活動)は、明日の投票日もふくめて自由です。特に、若い有権者のみなさんに、「投票に行こう」と心から呼びかけます。
この選挙での本田陣営の一番の強みは、市民自らが手弁当で立ちあがっていることです。最後の最後まで、市民一人ひとりが自らにできることを精一杯やりきって、ご一緒に女性憲法市長を実現し、日本の新しい政治への扉を開きましょう。