2016年参議院選挙・京都選挙区候補者発表にあたって
2015年1月6日 日本共産党京都府委員会委員長 渡辺和俊
(記者会見より。左から井上参院議員、倉林参院議員、大河原予定候補、渡辺京都府委員長)
*日本共産党京都府委員会は、本日開いた第5回総会で、次期参議院選挙・京都選挙区の公認候補として、大河原壽貴(おおかわら・としたか)氏を確認しました。
*大河原氏は、現在38歳、若くして京都弁護士会副会長も務めた、新進気鋭の弁護士です。詳しい経歴は、別紙でお配りしたとおりです。
*日本共産党は、一昨年の参議院選挙に続いて、昨年末の総選挙でも躍進を果たしました。
安倍政権の暴走とたたかううえで、日本共産党の責務は、ますます重いものとなりました。「対決」「対案」「共同」の政治姿勢に立って衆参両院での論戦に臨むとともに、さらに国政での議席の比重を高めることが、国民に対する責任であると自覚しています。1年半後の参議院選挙では、自民党・民主党の現有議席に対して、私たちは挑戦者であり、他党に先駆けて、この時期に、選挙区候補を発表することにしました。
*先の総選挙の結果、日本の政治は、新しい「自共対決」の時代を迎えつつあります。その中にあって、京都の党がもつ位置、果たすべき役割は、極めて大きなものがあります。
一昨年の参議院選挙では、定数2での倉林明子の勝利で15年ぶりの議席奪還を果たし、全国的躍進の象徴となりました。国政選挙でのさらなる躍進のためには、京都での「比例第一党」実現とともに、3年ごとの参議院選挙で連続して京都選挙区の議席を確保すること、さらに衆議院の小選挙区で議席を獲得することが、不可欠です。大河原さんを先頭に、その大きな一歩を踏み出したい。
*くわえて、いっせい地方選挙が目前に迫っています。
この選挙で、日本共産党は、京都府議会で過去最高の15議席以上の獲得、京都市議会では自民党を追い抜いて第一党、後半戦も含めて「5人に1人」の議席占有率をめざしています。府政をはじめ京都の地方政治において、住民の生命と暮らしを守り、地方自治を守る上で、いっせい地方選挙での日本共産党躍進が、切実に求められています。
特に、安倍政権が強行した京丹後市への米軍レーダー基地設置にたいして、山田京都府政と、日本共産党以外の政党が協力したこと、高浜原発3・4号機再稼働への懸念と不安が高まり、これに対する府政や各党の態度が問われるなど、国政課題が大きな争点となり、安倍政権の暴走を許すのかどうかが、厳しく問われています。
次期参議院選予定候補が、現職国会議員とともに、国政と京都の地方政治を一体に、
いっせい地方選挙の論戦に参加することは、大きな意味を持ちます。
*いっせい地方選挙の躍進とともに、国政選挙での連続的前進に総力をあげる決意です。