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情勢と争点
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いっせい地方選挙前半戦告示にあたって/左京区での第一声
2015.4.3 日本共産党京都府委員長 渡辺和俊

*みなさん。自民党・公明党は、この選挙が終われば、若者を戦場に送る「戦争立法」を国会に提出し、押し通す構えです。さらに自民党は、来年の参議院選挙後には憲法改悪の国民投票を狙い、維新の党が改憲に全面協力すると宣言しています。
 この選挙、端的に言って、自民党・公明党・維新の党の候補者が誰であろうと、これらの党への一票は、戦争への一票、憲法改悪の一票です。日本共産党への一票は、「戦争立法」ノー、「憲法第9条を守れ」の一票です。
 安倍首相が、27日の参院予算委員会で、ブラック企業について、「社会的に影響力の大きい企業が違法な長時間労働を繰り返している場合には、(労働基準監督署が)是正を指導した段階で(社名を)公表する必要がある」と答弁し、具体策の検討を約束しました。
  「いつでも」「どこでも」「どんな戦争でも」「切れ目なく」米軍支援......自民党・公明党が、いっせい地方選挙後、後半国会で「戦争立法」の強行を狙っています。自民党は、党大会で9条改悪をふくむ「明文改憲」を掲げ、来夏参院選後の国民投票実施へ、今回の選挙をその「第一歩」と位置づけました。安倍首相は、自衛隊を「わが軍」と答弁しました。自民党は、本気です。
(右京区での渡辺和俊府委員長の演説より)

【戦争と改憲へ本気の自民。平和の党・日本共産党躍進で審判を】

*昨日、自民党と公明党が「戦争立法」について合意しました。これは、世界中でアメリカが起こす全ての戦争に自衛隊が参加する道を開くものです。自民党・公明党は、これがいっせい地方選挙の争点になることを避け、具体的なことは選挙が終わってから決めて、後半の通常国会で一気に押し通そうとしています。まさに、「戦争立法」の国会審議が始まる直前に投票日を迎える。これが、今回の選挙です。
 日本共産党京都府会議員・みつなが敦彦です。
 いよいよ一斉地方選挙が目前となってきました。今度の選挙は、安倍政権の暴走に一票の力でストップをかける絶好のチャンスです。
 13日の京都府議会本会議に、自民党が、「国会での憲法論議の喚起を求める意見書」を提出し、日本共産党の反対、民主党などの賛成多数で採択されました。
 「だまされてはいけない!」「共産党のデマ宣伝」という「内部討議資料」が出回り、共産党への罵詈雑言を書き連ね、公明党の「実績」を自画自賛しています。
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