戦争法廃止
2015年11月15日、舞鶴市総合文化会館にて行われた日本共産党大演説会から。参議院京都選挙区予定候補の大河原としたか弁護士と、大門みきし参議院議員(比例代表)が訴えました。京都府北部は、舞鶴の海上自衛隊や京丹後の米軍Xバンドレーダー基地など、戦争法と日米ガイドラインの最前線。戦争法廃止の国民連合政府をと訴えました。
違憲の戦争法は廃止へ
そのための「国民連合政府」を実現し
日本の希望ある未来を開くために
あなたの入党を心からよびかけます
志位和夫委員長が発表した、「戦争法廃止の国民連合政府」実現の提案(9月19日)をぜひ、お読みください。
2015年 秋 日本共産党
九月十九日、安倍自公政権は、戦争法(安保法制)の採決を強行しました。安倍政権が、空前の規模で広がった国民の運動、6割をこす「今国会での成立反対」という国民の世論に背をむけ、強行したことを私たちは絶対に許すことはできません。国会で、全国各地で、「民主主義はとまらない」「違憲の戦争法を葬りさろう」「安倍政権をうちたおそう」と声があがり、新しい国民のたたかいがはじまりました。
十九日は、新しいたたかいの「はじまりの日」となりました。
ことしの春いらい、戦争法案の廃案をもとめ、若者たちをはじめ、国民一人ひとりが、主権者として「戦争法案反対」の声をあげ、たちあがりました。かつてない新しい国民運動が空前の規模に発展しました。その運動が採決強行にもかかわらず持続し、発展していることは、未来への大きな希望です。
憲法に真っ向から背き、日本の平和と国民の命を危険にさらす戦争法を、一刻も放置することはできません。国民の運動の力で、戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどすときです。
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同じ十九日、日本共産党は、第四回中央委員会総会をひらき、国民の痛切な声にこたえて、戦争法廃止の一点で、政党・団体・個人が共同して国民連合政府をつくることをよびかけました。国民連合政府の任務は、戦争法の大もとにある昨年七月の集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回し、戦争法を廃止することです。野党の間にあるさまざまな政策のちがいは留保・凍結し、戦争法の廃止、立憲主義の秩序回復という、さし迫った緊急・重大な任務で大同団結し、選挙での協力をすすめて、この連合政府をつくろうというのが、日本共産党の提案です。
私たちの提案は大きな反響を広げ、たくさんの賛同、激励が寄せられています。日本共産党は、戦争法案の国会審議の節々で党首会談を重ねてきた野党各党に提案を届け、話し合いをすすめています。ともにたたかった幅広い団体、個人のみなさんとも懇談を広げています。この提案を実現できるかどうかは、何よりも、戦争法廃止をもとめる国民の共同、世論と運動がさらに大きく発展することにかかっています。
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日本共産党は、国民の苦難軽減を立党の精神として、九十三年前に生まれ、あの暗黒政治の時代に命がけで侵略戦争に反対し、主権在民を主張してたたかいぬきました。戦後も、アメリカいいなり、大企業の利益最優先という自民党政治をおおもとから変える民主的な改革の実現をめざし、また、社会のすべての発展段階を国民の合意のもと、一致するすべての勢力の共同の力で切り拓こうという綱領をもち、ブレない党として草の根で国民のみなさんと力をあわせて歩んできました。
いま、この党の力を大きくしていくことが、「国民連合政府」を実現し、政治を国民の手にとりもどすためにも、希望ある未来をひらくためにも、決定的な力になります。
安倍政権の暴走はあらゆる分野におよんでいます。戦争法の具体化、沖縄の新基地建設、原発再稼働、消費税増税や医療・介護改悪――日本共産党は、国民のいのち、くらし、生きる権利を守るために、暴走政治とたたかい、一致点にもとづく共同を発展させるために、誠実に努力をつくしています。
一人ひとりの力は小さくとも、あなたの入党は、職場、地域、学園の草の根でたたかう日本共産党の力を強めるたしかな力になります。いま、日本が直面している重大課題、そして、おそらくはあなたの切実な願い――「戦争法をなくす政府を」「平和と民主主義の憲法をとりもどしたい」「子や孫に平和な未来を」――を実現するために、日本共産党に入党し、ごいっしょに力をあわせましょう。憲法の立憲主義、民主主義、平和主義をとりもどす政府を国民共同の力で実現するという、日本の歴史上はじめての大事業を前にすすめようではありませんか。
希望ある未来をひらくために、日本共産党の一員としての生きがいある人生を歩まれることを心から訴えます。
日本共産党に入党するには
18歳以上の日本国民で、綱領と規約を認める人は、党員になることができます。「入党申込書」に記入し、お知り合いの党員2人の推薦をうけ、入党費300円とともに、申し込んでください。
綱領は、日本共産党の根本の方針を定めた文章です。日本と世界の歴史と現状をふまえ、国民の利益を守るために、どんな日本をめざすのか、どのような世界をつくってゆくのかについて、当面の具体的指針とともに、未来社会の大きな目標を明らかにしています。
規約は、日本共産党がめざす目標を実現していくために、日本共産党は、どんな政党で、どんな活動にとりくむのかをあきらかにし、組織を民主的に運営し、統一した力を発揮するための原則、ルールを定めています。
入党が決まったら、新入党員教育で、綱領と規約について学びます。
日本共産党員になると――「4つの大切」
①「しんぶん赤旗」(日刊紙・日曜版)を読みます。
②支部会議に参加します。
③学習につとめ、支部の活動に参加します。
④党費(実収入の1%)をきちんとおさめます。