2012総選挙トピックス
渡辺和俊日本共産党京都府委員長は16日、衆院解散にあたって次の談話を発表しました。
今回の解散は、消費税大増税をはじめ、民主党・野田政権の公約違反にたいする国民の怒りと批判に追いつめられた結果である。加えて、増税談合の民自公三党が、民意を閉ざす比例定数削減をも解散の条件として談合したことは許しがたく、「身を削る」なら政党助成金こそ削るべきである。
多数の府民が望む「消費税増税中止」「原発即時ゼロ」「TPP参加反対」「オスプレイ配備反対」「領土問題の解決」の声に応えて提案し、行動する政党は、日本共産党をおいてほかにない。解散を求めてきた党として、議席倍増をめざし、京都30万票獲得、1区穀田必勝をはじめ小選挙区での議席獲得へ、総力をあげる。
16日夕、衆議院解散を受け、京都駅前で緊急の街頭演説を行い、国会から駆け戻った、こくた恵二前衆議院議員・国会対策委員長(衆院比例近畿・1区候補)、はら俊史(2区)石村かず子(3区)かみじょう亮一(6区)が総選挙の躍進を訴えました。
こくた議員は「国民の怒りと運動によって解散に追い込んだことを確信にし、日本共産党の議席倍増で政治を大きく変える衝撃をあたえよう」と強調。消費税増税や電機・情報産業のリストラ、原発ゼロなどに触れ「今度の選挙は、増税派の民主・自民・公明の連合、第三極を名乗る古い政治と日本共産党との対決の構図です。国民と団結し、裏切ることのない日本共産党を伸ばしてください」とよびかけました
衆議院は16日午後の本会議で解散され、12月4日公示、同16日投票の総選挙日程が決まり、投票日まで1カ月間の選挙戦が事実上スタートしました。志位和夫委員長が東京・新宿駅西口で意気高く街頭演説を行い「歴史をわける選挙で日本共産党の躍進を」と訴えました。
高齢者の生活の支えとなっている年金を3年間で2・5%もカットする年金削減法案が15日午前、衆院本会議で民主、自民、公明、維新の会の賛成多数で可決されました。日本共産党、生活、社民、みんななどは反対しました。
同日午後には参院厚生労働委員会に送られ、わずか2時間余の審議で採決を強行、可決されました。
2015年度まで赤字国債を自動的に発行できる公債特例法案が、15日の衆院本会議で、民主、自民、公明など賛成多数で可決され、参院でも財政金融委員会で可決されました。衆院では日本共産党、生活、みんな、社民党は反対しました。
本日16日(金)午後6時から、東京・新宿駅西口で行います。USTREAMで配信します。アドレスはこちらです。
本日衆議院解散、12月4日公示、16日投票となりました。
日本共産党は「すみやかな解散・総選挙で国民の信を問え」と一貫して求めてきました。今回の解散は、国民の批判と怒りの声に追い詰められた結果によるものです。「近いうちに」をめぐる議論も、もとをただせば自公民談合による公約違反の消費税増税強行が根本にあります。
日本共産党は、経済提言、原発即時ゼロ提言、外交ビジョン、尖閣問題の提言など、あらゆる分野で閉塞状況を打開する展望を示し、幅広い個人・団体の皆さんと対話して、政治を動かす役割を果たしてきました。
日本共産党は、「国民が主人公」の政治へ、議席倍増めざしてがんばります。