JCP京都

2006年12月01日掲載

Xマスイルミネーション

 事務所のご近所に平安女学院という学校があります。

 21日の夕方、時ならぬ音楽やうたごえが……何事? とのぞいてみると、生徒や先生、ご近所の人たちも集って、クリスマスイルミネーションの点灯式でした。とおりに面して、金、銀、青色などの光の帯、壁面には手づくりのステンドガラス、中庭には光のクリスマスツリー、息を呑んで見とれてしまいました。

 守衛さんに聞いてみると、「1月15日まで毎夜ともしますよ。」と、ビラをくださったり、先生らしき女性が「全部、生徒の手づくりなんです。ピースツリーには、平和の願いを書いていますし、ぜひ入ってみてください」と声をかけてくださったりと、学校全体がこの取り組みを喜んでいることが伝わってきて、心がほっとあたたかくなりました。

 近ごろ、あちこちにイルミネーションがありますが、寒い、暗い北欧の冬を乗り切るおまつりとして、住民みんなが手づくりで参加した本来の趣旨からみても、この学校のイルミネーションは意義深いなあ〜と思いました。きっと準備はすごく大変だったでしょうが、それはすばらしく、美しいものです。みなさんもぜひ見にきてあげてください。(恵)