JCP京都

2006年06月14日掲載

愛宕の「なかよし地蔵」

 愛宕念仏寺にある1200の羅漢…その中から見つけた2体です。特に夫婦のように仲むつましいこの羅漢。私はためらわず「なかよし地蔵」と名前をつけました。一緒に酒を飲み交わしている姿と、おたがいの口元の微笑がなんともいえません。

 もうひとつの羅漢もなかなかユニーク。よく見ると魚を咥えています。1200の羅漢…その一つひとつにそれぞれの表情があります。

 ご存知でしょうか? 「愛宕念仏寺」と書いて「おたぎねんぶつじ」と詠みます。場所は、嵐山から清滝道を通って清滝隋道の手前、左側にあるお寺です。ここが「嵯峨野めぐりの始発点」です。