JCP京都

2006年09月06日掲載

東山の「洗い地蔵」

 地蔵尊に水をかけ、たわしでゴシゴシ洗い清めることによって、身体の患難を取り除くというのが、洗い地蔵である。京都市内に3ヶ所あるが、ここ東山区の寿延寺は、鴨川の松原橋を東へ渡った東山区大黒町にあり、今でも付近一帯は結構人通りも多く、古い町並みである。

 訪ねてみると、地蔵尊はその表門から本堂に通じる狭い石だたみの通路に面してあった。高さは約60センチであるが、その表情は何ともいえない穏かさがあり、見る人の心を和ませてくれる。そばにはやはりたわしがおいてありました。さっそく水をかけ、たわしでゴシゴシ…さてその後利益は?

 帰り際に表門に出たところで、橋本やす子さん(東山区市会議員候補)のポスターを見つけました。こんなお寺の入り口にも共産党のポスターが…地元の皆さんの頑張りにまた頭が下がる思いでした。(司)