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都に棲む野鳥

06年5月22日(月)掲載

広沢の池の「コチドリ」[]

 右京区嵯峨野の「広沢の池」に沈む夕日は絶景です。歴史的風土特別保全地区ということもあり、古の風景に何度も足を運びます。

 池には鯉が養殖され、毎年冬には「鯉の越冬」のため、池は干潟と化します。親子でザリガニ釣りも盛んです。

 3月。干潟に残る残雪のなか、コチドリがえさをつゆばみ散歩する姿がありました。

 コチドリは、体長16センチと日本で一番小型のチドリで、夏鳥です。春から夏にかけて日本で繁殖し、冬になると南方へ渡って越冬。南日本では越冬するものもいるとのこと。(かわ・たつ)

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