都に棲む野鳥

06年6月27日(火)掲載

川と木と野鳥と‥「ヒヨドリ」「メジロ」「スズメ」[]

 賀茂街道の桜並木は、四季を通して見事です。この中もまた野鳥の楽園です。耳を澄ましながらゆっくりとすすむと、木々を行き交うたくさんの野鳥の鳴き声と姿に出会います。けっこうショットするのが大変でしたが何とか三種を‥

 「ヒヨドリ」は平地から山林にすみ、街のあちらこちらでも見かける漂鳥・留鳥です。秋には群れになり、短い渡りをするとか。ピーヨ、ピーィ、ピィーピョロロと騒がしく鳴くのが名前の由来になっています。飛ぶ姿は、少し身体が重いせいか、上がったり下がったりの波状に特徴があります。

 「メジロ」も漂鳥・留鳥で、よくみかけます。低い木の枝に苔などをクモの糸でくっつけて、小さいカップ状の巣をつくるとのこと。

 「スズメ」は、もっとも馴染み深い留鳥です。可愛いさは、されど「スズメ」だと思います。(かわ・たつ)

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