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都に棲む野鳥

07年5月14日(月)掲載

エナガの巣立ち[]

 これも御所にて。宗像神社の境内にある若い桜の木に、メジロではありませんが、エナガのヒナが目白押しに7羽。親鳥が盛んに餌を運び、雛鳥はそれを待っています。

 すがら、親鳥は雛鳥に旅立ち=初飛行を促しました。ものの5分間のできごとです。最後の1羽がなかなか飛びたてません。「もう一息だ!」。つい声がでました。そして、見事巣立ちが完了!初めての体験に、これも感動でした。

 エナガは、スズメ目エナガ科の留鳥で、平地から山地の林の生息します。繁殖期以外は小群で行動し、日本で一番くちばしの短いとり鳥で、虫やクモ、木の実をたべ、春先には樹液も飲むそうです。ジュリジュリ、ジュルリ、ツリリリ、チーチーと鳴きます。(かわ・たつ)

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