1枚の写真をみせてくれました。写真には「昭和9年9月」と記されています。そのお店―理髪店の開業の際の記念写真です。建物はそのままです。職人さんも3人ならんでいます。その店をいまは女性1人できりもりです。
昭和9年といえば、西暦1934年です。今年は2014年。つまり「開業80年」ということです。そのことを言うと、「ああ、そうですね」とまったく意識されていなかった様子。いささか「小太り」気味のその女性が「いまは細々」というから、若干おかしくなりました。通いだしてから、もう20年をこえたでしょう。いつも、時間外の「8時から」やってもらっています。
事務所近くの小食堂。今朝も朝6時すぎには、下京区の自宅から到着。7時ころには表の「門はき」です。ご夫婦で、まさに本来の言葉通り、小さい店の維持に「一所懸命」です。
京都のまちはこんな人たちによって支えられています。そして、私たち・日本共産党もです。
総選挙後、顔をあわせるなり、それぞれ「選挙ほんとによかったですね」の言葉がかえってきました。