6.2 NO NUKES DAY　青年レポート

東京で行われた「6.2 NO NUKES DAY」に参加しました。
このイベントは脱原発を求める三つの市民団体「首都圏反原発連合」「原発をなくす全国連絡会」「さようなら原発1000万人アクション」が共同で開催したものでした。少し雨の降る予報だったのですが、当日は快晴で暑いくらいの天気でした。


日中は二か所で集会が開催され、僕たちは明治公園で行われた「原発ゼロを目指す中央集会」に参加しました。その集会には18000人（主催者発表）が参加し、明治公園を埋め尽くす大勢の人でにぎわいました。
ブース企画では各団体がお弁当やホットドッグを販売していたり、脱原発の替え歌などを披露したりと盛り上がっていました。

「全国青年交流会」のブースでは、全国から集まった青年が原発に対する思いを発言していました。兵庫から前日にみんなで横断幕を作って参加した学生や、被災地ボランティアに行って「原発はあかん」と思うようになって参加した「FUCKIN' NUKES」と腕にペイントを入れた大阪の青年など、色々な地域から、色々な思いで参加した青年の思いが交流できました。

集会では政党からは日本共産党の志位和夫委員長が、規制新基準のことや汚染水のことなど、今の政府の対応の矛盾を批判し、原発ゼロの一致点で連帯し、原発ゼロを実現していこうと呼びかけました。


その後、「原発バイバイ」の横断幕を掲げ東京の町を練り歩き、国会包囲行動に合流しました。国会議事堂周辺に集まった6万人と一緒に京都から参加した仲間も「原発なくせ」「再稼働反対」の声を上げました。
夜行で京都―東京の往復をハードなスケジュールで大変でしたが、事故が起きてから2年以上たった今でもこれだけの人が集まって声を上げているという実感を再確認でき、大変有意義な１日になりました。

今、自公政権のもとで、原発の再稼働、原発輸出が行われようとしていますが、世論調査でも反対の声が上回っています。原発がすべて廃炉になるまでこの運動を続けていく決意を新たにしました。