2014年1月アーカイブ

府政が変われば、何が変わる?

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 今年の春は京都府知事選挙が行わます。

 (3月20日告示、4月6日投票)

 安倍政権が、特定秘密保護法、米軍基地の辺野古移設、4月からの消費税増税、原発の再稼動・・・など世論を無視して暴走する中、今年は先日行われた沖縄県名護市の市長選挙、次に東京都知事選挙(1月23日告示、2月9日投票)、そして京都府知事選挙と、全国から注目される選挙が続き、地方から国政へと声をあげていく年となります。

 

 名護市長選挙では、普天間基地の辺野古移設の是非が最大の争点となり、「辺野古の海にも陸にも基地をつくらせない」と訴え続けてきた稲嶺市長が、政府が支援する基地推進派の候補者に大差をつけて圧勝。「もうこれ以上基地はいらない」という沖縄の人たちの声を示しました。

 

 京都では、現職の山田知事が出馬を表明。

その今の京都府はどんな状況?

 

・事業所の減少率→全国ワースト1位(被災地をのぞく)

・非正規雇用者の比率→全国ワースト3位

・貧困率→全国平均の1.3

 

 とても住みやすい、暮らしやすい、とはいえない状況ですね・・・。

 

 この状況をみて、京都から世直しをしようと、「新しい民主府政をつくる会」から立候補を表明されたのが小児科医の尾崎望さんです。

 

 では、では、京都府政が変われば、いったい私たちの生活の何が変わる?

 

 これがとても大事なところですよね。

 

 ということで、そんな疑問にこたえてくれる「学習会&トークショー」(主催:新しい民主府政をつくる青年の会)が行われますので、ぜひ青年、学生のみなさんご参加くださいね~。

 

 ■とき  2月2日(日)1600

 ■ところ 職員会館かもがわ

      (京都市中京区土手町通夷川上る末丸町284

13日は成人の日でした。新成人のみなさん、おめでとうございます。

全国で121万人、京都府では26073人が成人を迎えられたそうです。

 

今年も新成人のみなさんが、政治や社会についてどんな思いを持っているのか、シール投票や新成人アンケートに取り組みました。

 

シール投票では、「あなたは選挙にいきますか?」と「4月に行われる府知事選挙でどんなことに期待します?」をききました。

 

「選挙にいきたい!」「義務だからちゃんといく!」など、積極的な声がたくさんきかれました。また、府知事選で期待することには、「働きやすい京都にしてほしい」という声がどんどん。

 

新成人アンケートでも、学費が高くて大変、なのに就職できるかどうかもわからないと、学費の値下げや、就職難の解決を望む声があいつぎました。大問題のブラック企業についても、なくしてほしいという声が多数ありました。 

 

いずれ父親がやっている自営業を継ぐ予定という男性は、4月からの消費税の増税はやめてほしいとの話でした。今からでも増税中止をしてほしいという声も多くありました。

 

民主府政の会から府知事選挙への立候補を表明されている尾崎望さんも参加され、一緒に住みよい、働きやすい京都をつくりましょうと呼びかけをされました。

 

日本共産党からは、京都市会議員のとがし豊さん、京都6区国政委員長のかみじょう亮一さんが、また、新成人の京都市内の大学に通う学生さんも訴えをしました。

 

4月の京都府知事選挙は、新成人の多くの方にとって初めての選挙になると思います。政治や社会が自分たちの暮らしや学び、働き方にどう関わっているのか、普段なにげなく生活している中では、なかなかみえてこないことでもあるので、一緒に考える場をたくさんつくっていきたいなと思っています。

 

 

    京都でのアンケート結果

     (京都市長岡京市で実施、項目は主なもの)

 

・秘密保護法     反対46.2% 賛成0% わからない26.9% 

未記入26.9

・消費税増税の実施  反対38.5% どちらかというと反対23.1

           賛成0% どちらかというと賛成34.6

           未記入3.8

・憲法9条の改正   反対26.9% どちからというと反対26.9

           賛成7.7% どちらかというと賛成30.8

           未記入7.7

・自民・安倍政権   不支持11.5% 支持23.1% 

                      どちらとも65.4

・日本共産党     期待する19.2% 注目する19.2% 

期待も注目もしない15.4% 

わからない44未記入3.8%

若者が働きやすい社会へ 

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 少し遅くなりましたが、新年おめでとうございます。今年もみなさんと力をあわせ、青年の願いが一つでも多く実現される社会へとがんばっていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

昨年のことになりましたが、夏の参議院選挙で私たち青年が声を上げ、選挙戦の一大争点となった「ブラック企業」問題。その世論の力と、参議院選挙での日本共産党の躍進により、政府も「ブラック企業」対策へとようやく動き始めました!

 

 

参議院選挙後の昨年9月、初の「ブラック企業調査」が全国で行われました。若者の「使い捨て」が疑われる企業への重点的な調査で、全国で対象5111事業所、そのうち82%にあたる4189事業所で、京都府では対象119事業所のうち75.6%にあたる90事業所で、賃金未払い残業(サービス残業)などの法令違反が見つかりました。

これらの事業所には是正勧告を行い、それでも是正しない事業所については公表し、書類送検も視野に入れて対応するとのことです。

 

 

また、先の臨時国会では、躍進で得た議案提案権を生かして日本共産党国会議員団が「ブラック企業規制法案」(①長時間労働の是正、②労働条件などの情報公開、③パワハラをやめさせる、の3つの柱からなる)を提出。

この提案の中身の一つである離職率を公表するという点で、昨年12月3日に厚生労働大臣が、ハローワークを通じて、大学生や大学院生を採用する企業について離職率を公表していくことを明らかにしました。

2014年度からハローワークの求人票に大学・院生の過去3年間の採用者、離職者数について記入欄が設けられることになります。

 

「ブラック企業」の特徴の一つとして、「大量採用して、大量解雇を行う」というのがありますので、企業を見分ける有効な指標となります。4月以降ハローワークを利用されるという方、要チェックですよ!

 

 

「ブラック企業」問題の闇は、日本社会全体に深く広がっているだけに、政府の動きはまだ初歩的なものとしか言えませんが、今までどんなにひどい労働実態でも、一企業に対して政府があれこれいうことはできないとつっぱねてきた歴代政府の経過を考えれば、今度の動きは非常に大きな一歩でもあります。

 

 

また今年は、京都では春に府知事選挙がある年でもあります。今の府政のもとで京都の非正規労働者率は全国ワースト3、事業所の減少率は全国ワースト1(被災地をのぞく)です。府政を変え、暮らしや働き方を変えていく力にしたいですね。

そして、若者が働きやすい社会の実現のため、「日本社会からブラック企業を根絶しよう!」の声と運動をより広げ、この問題でさらなる前進をつくっていく年にしていきたいと思います。

STAFF紹介

たけとも
京都で育ちました。20代。趣味はテニスとスノーボードとポケモン(ゲーム)です。好きなマンガはドラえもんです。
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長野県出身。1986年2月22日生まれ。写真と料理が好きでカレーはルーから作ります。尊敬する人物は山本宣治です。
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