原水爆禁止2014年世界大会に参加してきました。来年2015年で広島と長崎への原爆投下から70年になります。京都の青年・学生はバスツアーで広島に向かいました。
8月4日は青年企画「Ring! Link! Zero 青年の集いと文化の夕べ」に参加。京都の青年は「No Nukes ファッションショー」に出演しました。うたごえの青年による「折り鶴」や「戦争はもういやだ」、加藤和也さんのサックス演奏、岡大介さんのカンカラ三線演奏など、音楽をたっぷりと楽しみました。5日は被爆者訪問や広島市内の原爆遺跡めぐりなどの分科会が行われ、学習を深めました。
原爆投下の日である6日は平和記念式典がありました。安倍晋三首相は昨年のあいさつを使い回し、犠牲者を悼む気持ちや核兵器廃絶のために取り組む気持ちがないことをさらけ出しました。閉会総会では「核兵器全面禁止のアピール署名」が410万筆も集まったことが報告されました。
参加した青年からは「友だち同士ではまじめに平和について話しにくいが、原水禁に来てみんなの話していることを聞いて元気になった。」「まわりのために活動する人はかっこいいと思った。」「戦争はイヤだ。学んだことを伝えていきたい。」といった感想が出されました。
5年に1度行われる核不拡散条約(NPT)の再検討会議が来年4月からニューヨークで開かれます。前回の再検討会議では「すべての国が核兵器のない世界の実現と維持のためにひつような枠組みを創設する特別な努力」が呼びかけられました。安倍政権は「戦争できる国づくり」をやめ、核兵器廃絶に向けて被爆国としての役割を果たすべきです。
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