早朝は神鳴る悪天候。こんな日になんてことしてくれるんやと、朝起きて思った人も多いことでしょう。
しかし、どうですか。この希代の悪法に反対する国民的大運動に、お天道様も味方した―なんてことを思いたくなりますね。この運動は何者にも止めることはできない!
本日は、SEALDs KANSAI(自由と民主主義のための関西学生緊急行動)が主催した「戦争立法に反対する学生デモ」にかえるネット京都も参加してきました!
「500人集まるかどうか」などと話ながら到着した円山公園。
まさにあふれんばかりの人と熱気。この時点でスタッフの学生によると700人を超えていたそうです。
さあ、デモ出発!
報道も多数。デモ隊が四条通、河原町通を埋め尽くす。
鳴り響くコール。
「戦争立法絶対反対!」
「戦争したがる総理はいらない!」
「憲法守れ!」
「民主主義ってなんだ!?」
「国民なめんな!」
「言うこと聞かせる番だ、俺たちが!」
コールだけでなく、スピーチもありました。
スピーチでは、丸山真男氏の言葉を引用。
「自由や権利は努力の結果である。主権者であることに安住し、権利を行使することをしなければ主権者でなくなる。」
そして、こう結びます。
「権利や自由がなくなってから『知らなかった』と言えません。一人ひとりにこの国の平和を守り、継続させる責任があります。私は、当たり前のようで当たり前でない生活を守るために、『安全保障関連法案』に反対します!憲法9条を守ります!」
心に響く、本当にすばらしいスピーチでした。
この中で、次のようなことも話していました。
「戦前日本は、朝鮮半島の人びとを強制連行し、多くの兵を朝鮮・中国に送り、多くの人を殺した。そういった加害の歴史を、教えられなかった。私たちは加害の歴史も学ばなければならない。」
加害の歴史。
戦後70年にあたって、私たちがもう一度思い起こすべき、学ぶべきことに、これが含まれなければならないと、改めて考えさせられました。
また、スピーチでは沖縄辺野古への新基地建設反対、学費・奨学金、ブラック企業などに触れるものもあり、まさに安倍政権に対する国民的怒りが終結しつつあることを実感。
さあ、およそ2時間に及ぶデモも、終了地点の京都市役所前へ。
参加者は2000人を超えたと発表されました。
鳴り止まぬコール。ここには、「なんとしても『戦争立法』を止める!」「必ず止められる!」という思い・確信、そして力がありました。
「民主主義ってなんだ!?」
民主主義は、ここにある。
社会は変わる。
戦争法案は絶対に止められる!
そう実感するデモでした。
ラリアットさんは資本論を学ばれているんですね。
まさに昨日のデモは民主主義の最前線でした。かえるネットも彼らに学び、頑張ります!
私も参加しました、そこに民主主義がありました。民主主義はここにある、ロドス島はここです、僕はここで跳びます!