まず、ママが幸せに⑤ 「まず、ママとパパが幸せに」

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今回が、連載の最終回です。

 

日本のパパとママは世界一がんばっていると思います!!」と薗部さん

 

 「手抜きよ」っていいながら海外の常識からしたら"手の込んだご飯"をつくって、

 帰ってこれないパパをあてにもせずがんばるママ。

「家族のために」と家族との時間を犠牲にして夜遅くまで働くパパ。

                                C静物2.jpg      

「でもこんな話もあるんですよ。

 最近の日本の保育園や幼稚園の子どもたちは、

 おままごとをしたら誰もパパ役やママ役をやりたがらない

 みんな子ども役がいいと言う。

 親や身近な大人を見てたらしんどそうだから、なりたくない

 ということだそうです。」と薗部さん。

 

えぇ~っ!!衝撃~!!

 

  「子どもが『大人になりたくない』と言う社会って『本当にいい社会なの?』

   って思いませんか?」

 「イギリスやフランスの人たちは、『まず自分たち親が人生を楽しむ』ということを

  とても大事にしているけれど、それってこれから大人になる子どもにとっても

  大切なことなんでよね。

 『大人になるの楽しみだなぁ~』って子どもが思える社会であって

  ほしいですよね」とさらに薗部さん。

 

なるほど~!!それはもちろんそうです!!

 

「だから、日本のパパとママ、そんなにがんばりすぎないでくださいね。

  イギリスでもフランスでも、私が散々言われたこと、

『まずママが幸せにいられれば、子どもにも幸せが伝わるんだよ』

 という言葉をみなさんにも贈りたいと思います。          

C女性1.jpg『まず、ママとパパが幸せに』を大事にしてくださいね」

 

 薗部さんのとっても素敵なメッセージで、

 講演会は締めくくられました。

 

   いつも眉間にしわをよせてガミガミいうお母さんじゃなくて、

      もちろん疲れている日もあっていいと思うけれど、

       自分らしく生きいきしている姿を息子には見てほしいなぁ~

          と思った私でした。

C静物3.jpg 

  ちょっと子育てに疲れているというママやパパ、

 娘夫婦や息子夫婦の子育てがしんどそうで気になるわ

 というおばあちゃん・おじいちゃん、

  

 ぜひ薗部容子さんの

      『まず、ママが幸せに・・・産んで育てて、ニッポン・イギリス・フランス』

       (日本機関紙出版センター)を一度、読んでみてくださいね。(C

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