こうやっておおきくなる

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最近の息子Kの"口だけ一人前"具合がすごい。

 

先日も、朝の時間のない時にだらだらと遊びながらご飯を食べ、食べ終わっても食器を片付けず、ずっと食器で遊んでいるので、「食べながら遊ばない!!食器で遊ばない!!朝は時間がないからだらだらしない!!」と口うるさく怒ったら・・・

 

 

「こうやっておおきくなる!!」とK

 

 

そらごもっとも・・・。

イヤ、でもあんたが言うセリフじゃないやろ!!

と余計私の神経を逆なでするKです・・・(- -;)

 

2才7ヶ月の子にこんなことを言われるなんて思いもしなかった私。正直まいってしまいました。

 

でも落ち着いて考えてみれば、確かに子どもは「こうやっておおきくなる」のでしょう。

 

すなわち、どこまでもマイペースで、わがままに生きる赤ちゃんが、身近な大人や友達との関わりの中で、その年齢に応じて一歩一歩、生活面での自立を獲得し、自分で考え行動する力を培い、やがて、精神的にも、経済的にも自立への道を歩んでいく。その過程には、親も子もたくさんの喜怒哀楽があるでしょう。そして、なによりも生身の人間同士本気でぶつかり合って、つかみとっていけるものなのでしょう。きっと。

 

私も「こうやっておおきくなってきた」のです。

 

完璧な子がいないように、完璧な親もいない。

 

親も子も一緒に成長していくのです。

 

そうだった。「一緒に成長しようね」と、とりあげてくれた助産師から息子を手渡されたとき、一番最初にそう声をかけたんだった・・・。

 

息子の生意気な言葉に、久しぶりに親になった初心を思い出させてもらった私でした。(C

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