新年度がはじまり、通勤の道のりや電車の中でも、新社会人や新入生の姿がみられるようになりました。
息子がお世話になっている保育園でも先週、入園・進級式があり、新年度がスタート。2才児クラスに進級した息子は「おにいちゃんになった」と、とても誇らしげです。
でもその反面、担任の先生が2人とも代わったり、継続児に加え新しいお友達が増えたりして、環境の変化に緊張して過ごしている面もあるようで、家に帰宅すると私に執拗に甘えてくることや、わざとワガママを言うことが増えています。
保育園では、この新年度の朝の時間帯は、「ぎゃ~!!ぎゃ~!!」 「ママがいい~!!ママがいい~!!」 「いやや~!!いやや~!!」 とあっちでも、こっちでも、新入児さんたちの泣き声でにぎやかです。
み~んな誰もが1度は通る道。息子のような継続児の子も、その親も、そんな姿をニコニコしながら見てしまいます。「ないてはるな~」「そうやな~。お母さんとバイバイしたくないんやな。でもすぐ慣れはるよ。あんたもそうやったやんか」なんて話をしながら。
子どもたちも大変だけど、先生たちもこの時期は大変。行ってしまったお母さんへの未練が断ち切れず、いつまでも窓辺にはりついて泣く子。「ママそのうち迎えにきはるよ~。こっちで一緒に遊ぼう」と先生の粘り強い声かけも、心には届かず泣き続ける子もいるようです。
でも、そんな子たちも夏が来るころには、きっとたくましい保育園っ子になっているでしょう。子どもの心はとても柔軟で、強いなぁといつも感じます。
新年度は、親も仕事やなんだかんだと多忙な時期です。
夫婦、親子、それぞれ力をあわせて、この時期を乗り切っていきたいものですね(C)
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