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活動と政策

2024.7.8 (月)

【声明】中京区市議補選の結果について

7月7日投開票でおこなわれた中京区市議補選について8日、日本共産党中京地区委員会は声明を発表しました。全文は以下の通りです。

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【声明】 7月7日投開票 中京区市議補選の結果について

2024年 7月8日 日本共産党中京地区委員会

 7月7日投開票の中京区市議補欠選挙で、日本共産党・福井ひでとし候補は5998票(得票率23.7%)を獲得しましたが、勝利することはできませんでした。当選は、かとう昌洋候補(自民党)で8403票(同33.2%)。北浦ひろみ候補(維新の会)は6169票(同24.3%)、水上ふみあき候補(立憲民主党)は4778票(同18.9%)でした。投票率は29.66%と、前回比-10.44ポイントでした。2022年参院比例票との比較では、日本共産党が97.7%とほぼ維持したのに対し、自民党は71%、維新の会は56.1%と大きく減らし、立憲民主党は89%でした。2023年統一地方選挙との比較でも、福井候補は得票率で4.6ポイント伸ばし、大健闘しました。

 日夜わかたぬ奮闘をしていただいた党員、支持者、後援会員のみなさん。全府あげての支援に、感謝と御礼を申し上げます。

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 選挙戦は、裏金疑惑で国民の批判にさらされても居直りを続ける自民党や、その自民党に助け舟を出した維新などの市長与党勢力を選ぶのか、それとも政党助成金・企業団体献金を受け取らず、清潔な政治をすすめる日本共産党・福井ひでとし候補を選ぶのか、このことが大きく問われました。

 そうした情勢のなか、福井候補が自民党の裏金政治を厳しく批判するとともに、中京のみなさんの命と暮らしを守る「3つの公約」を掲げ、「北陸新幹線の延伸を中止し、中小業者や高齢者・子育て・若者を全力応援する市政に」と熱く訴えたことが、政治を変えたい有権者の願いと響き合い、他党支持者が「今回は共産党の福井候補へ」という経験も、各地で生まれました。

 また、京都中から熱い支援が寄せられ、国会議員、国政候補、地方議員のみなさんに連日応援いただいたことに加え、福山和人さんが「市長選挙で寄せられた願いを今度は福井候補へ」と熱く訴えてくださったことは、陣営を大きく励ましました。福井候補の青年時代の仲間が応援にかけつけるなどし、その優しい人柄にもふれて、「中京区は一つ」で支持を広げる取り組みが広がりました。今回、動画やSNSのとりくみを広げたことも大きな力となりました。

 しかし、立候補発表が告示9日前と、超短期のたたかいだったこともあり、選挙戦の対決点と中心争点、福井候補の値打ちを広く浸透させるには至りませんでした。また、勝つために必要な運動量に達しなかったことも、勝利できなかった要因の一つと考えます。これらの点について総括を深め、今後のたたかいに生かしていきたいと考えます。

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 国政では、岸田政権が支持率最低を更新し、国民の期待を大きく損なっています。来たるべき総選挙、続く来年7月の参議院選挙は、倉林議員の地元・中京区の出番です。また、今回の選挙戦では、候補者の人柄や人生経験を知るなかで、改めて日本共産党の存在意義を確認する機会にもなりました。要求実現のとりくみをすすめ、そこで結びついた人たちに入党や購読を正面からよびかけて、強く大きな党づくりをともにすすめていく決意です。
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