<コメント>長岡京市長選・市議補選の結果について
日本共産党京都府委員会は14日、13日に投開票された長岡京市長選・市議補選の結果についてコメントを発表しました。
長岡京市長選・市議補選の結果について
2019年1月14日 日本共産党京都府委員会
1月13日投開票の長岡京市長選・市議補選は、市長選で「長岡京市をよくする会」の堀川圭太候補が4969票、21・2%を獲得、市議補選では日本共産党のなかむら歩候補が8758票、37・8%を獲得しました。投票率は前回比マイナス7・8ポイントの36・04%でした。
市長選、市議補選とも当選には至りませんでしたが、統一地方選、参院選につながる重要な結果となりました。ご支援、ありがとうございました。
日本共産党も参加する「長岡京市をよくする会」の堀川圭太候補は、得票、得票率ともに、前回、中平一二三候補の4708票、17・0%を上回る健闘でした。
なかむら歩候補の得票は、長岡京市の日本共産党の比例得票目標(8000)を上回りました。また2017年の衆院比例票の1・94倍、2016年の参院比例票の1・51倍、2017年の市会議員選挙(6人の合計)の1・34倍でした。1998年の参院比例票8172票も上回りました。
長岡京市の党派選挙での得票としては、1998参院西山とき子票11620票、1996衆院寺前巌票11342票に次ぐ、2000年以降最高の得票です。
前回の市長選では、当時、民主党府連幹事長であった府会議員の中小路健吾氏が、民主党の応援を受けて立候補し、自民党推薦候補と「長岡京市をよくする会」の中平候補との三つ巴のたたかいを制して初当選しました。ところが今回、現職・中小路健吾氏は、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党の「オール与党」の推薦をえるとともに、旧民進党系の政党や「連合」よりも、自民党が前面に出てとりしきる異様な選挙戦を行いました。
大型開発推進の一方、暮らしと子育てを後回しにし市民負担増を公言する自民党主導の「オール与党」候補と、市民と日本共産党の共同とのたたかいという構図となるなかで、日本共産党の存在意義がますます鮮明となる選挙結果です。また、なかむら歩候補への子育て世代の支援が大きく広がりました。
当面する府会議員選挙(長岡京乙訓郡区・定数2)との関係では、なかむら歩候補の得票は、長岡京市での府会得票の過去最高(2003年上坂愛子7070票)を上回りました。前回府議選では石村和子候補が7139票(長岡京市では5680票)を獲得して民主党候補に28票差に肉薄しました。今回の市長選・市議補選の様相と結果は、定数2の府会選挙で、たけやま彩子候補の勝利の展望を切り拓く点でも重要な意味を持つものです。
以上