2022.2.13 (日)
【声明】南丹市議選の結果について(口丹地区委員会)
2月6日投開票でおこなわれた南丹市会議員選挙について7日、日本共産党口丹地区委員会が声明を発表しました。
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2月6日投票の南丹市議会議員選挙は、定数2減、定数20に23人が立候補し、3名落ちの一票を争う大激戦となりました。日本共産党は、河野ケースケ、小林つよき(以上・新)の2名は当選しましたが、残念ながら、麻田やすよし(現)は及ばず、現有3議席を確保することができませんでした。
日本共産党の3人の得票は1879票で、前回から47票減らしましたが、得票率は11・6%で、前回から0.41ポイント増となりました。 日本共産党は、JAが作成した市長と知事の連名ポスターが町中に大量に貼り出されている問題を率直に指摘して、市政の主役は市民であり、「相手が誰であれ、公正つらぬき、市民の立場からはっきりものを言う日本共産党の3議席が必要」と訴えました。
また、ワクチンの前倒し接種、検査・医療体制の強化、事業継続支援の抜本的強化などコロナ対策の強化、可燃ゴミ袋料金の引き下げ、国保税の負担軽減、学校給食の無償化などの切実な願い実現、嵯峨野線・山陰線のサービス低下、南丹市の自然、環境を破壊する北陸新幹線の延伸計画の中止の公約を掲げました。こうした訴えが届いたところでは、急速に期待と支持が広がりました。
しかし、3名そろっての候補者発表が告示直前にまでずれこみ、すべての有権者に選挙戦の争点と政策を届けきり、日本共産党の3議席の確保を正面から訴えるための時間が不足していました。かつてない大激戦に勝ち抜ける党の自力の不足、党勢の後退があったことも直視しなければなりません。
候補者3名のうち2名が新人という難しい条件のもとで、唯一の現職・麻田候補の議席を失ったことは痛恨のきわみです。麻田候補と最下位の当選者の得票差はわずか54票差でした。
日本共産党は、市民のみなさんの市政にたいするご意見、ご要望をいっそうお聞きし、選挙戦で掲げた公約実現へ、全力を尽くします。そして、党の活動を発展させ、新たな前進へ大きな志をもって挑戦する決意です。今後とも大きなご支援を心からお願いします。
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