【全文】記者会見/福田陽介・予定候補の決意
北区府会議員補欠選挙 「私の決意」
4月1日告示・4月10日投開票の北区府会議員補欠選挙に立候補を決意しました、福田陽介です。どうぞ、よろしくお願いいたします。
今回の補欠選挙は、自民党の現職議員による総選挙での買収事件が発覚し、書類送検されたことが発端でした。その後の京都府連の選挙買収疑惑も含め、政治をカネでゆがめる、自民党に強い憤りを感じました。北区から、汚い「政治とカネ」には無縁の、府民のために働く府政をつくりたいと、立候補を決意しました。
私は、2015年から日本共産党京都北地区委員長として、北区・上京区で活動してきました。特に、新型コロナ感染拡大のもとで、生活に困窮する学生や市民の皆さんの食料支援活動に、民青同盟の皆さんや地域の皆さんととりくみました。コロナ禍での深刻な生活実態をお聞きする中で、政治の責任でやれることはもっとある、と痛感しました。
また、私自身、子育てパパの一人です。新型コロナ「第6波」の感染急拡大で、多くの保育所や小学校が閉鎖され、子どもたちにも保護者にも多大な負担がかかるのを見て、感染急拡大を防ぐために、政治にもっとできたことはあったはずなのに、政治は何をしているのかという思いを強くしてきました。コロナ禍で苦しんでいる人たちの思いを政治に反映させたいと、今回の選挙に立候補を決意しました。
今回の選挙で私が訴えたいことは、3つあります。
1つは、ロシアによるウクライナ侵略を許すな、ロシアはただちに侵略をやめよ、の声を、この選挙であげていきたいということです。ニュースで流される被害の報道を見て、日々胸のつぶれる思いがしています。世界中の国ぐにと市民社会が、「侵略やめよ」の声をあげています。しかし、キエフ市と姉妹都市を結んで50年になる京都の市長が出すのは一般的なコメントだけ、知事に至っては「コメントしない」という姿勢で良いのか。京都から、「ロシアは侵略やめよ」と声をあげることは特別の意味があります。京都から、「ロシアは侵略をただちにやめよ」と、堂々と発信する京都府にしていきたいです。
2つは、「政治とカネ」問題許さず、府民に信頼される清潔な政治にしようと、訴えていきます。自民党京都府連による「選挙買収」疑惑は、マスコミや国会で取り上げられ、大きな問題になっています。こうした事態は、政治への府民の信頼をいちじるしく損なうものです。公平であるべき選挙がカネの力で汚されていいのか、府民に信頼される清潔な府政を、このことを強く訴えていきたいです。
3つは、「大型開発より、府民のいのち・暮らしを守る府政を」と訴えたいです。新型コロナ感染拡大により、保育所や小学校が次々に閉鎖となり、子どもたちや保護者に大きな不安が広がりました。しかし、相談したくても保健所は市内で1か所だけになって対応できない、検査体制もまったく足りない。こんな府政でいいのか、が厳しく問われています。それなのに、知事は、コロナ対応よりも、北陸新幹線延伸、北山エリア開発に熱心です。知事選挙と一体に、「大型開発より、府政にはもっとやることがあるだろう」と訴えていきます。また、コロナ禍で大変な状況で、保育所や学校の現場のみなさんが必死に頑張っておられます。それなのに、京都市は保育所の運営費補助金を削減すると言っています。現場で必死に頑張っている皆さんをなんだと思っているのか。福祉削減・何でも自己負担を押し付ける京都市にキッパリものを言う府政に変えていきたいです。
京都から堂々と平和を発信し、大型開発より府民の命・暮らしを最優先にとりくむ清潔な府政をつくるために、支援してくださるみなさんはもとより、多くの府民の皆さんと一緒に、政治を変える声をあげ、子育て世代の代表として全力でがんばります。