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活動と政策

2024.1.21 (日)

京都市長選挙告示|攻める福山、守る松井 市民も共産党も頑張りぬき、2週間の歴史的猛奮闘で、福山市長実現を何としても

日本共産党京都府委員会は、1月21日京都市長選挙の告示あたってアピールを発表しました。
以下、全文を紹介します。

攻める福山、守る松井 市民も共産党も頑張りぬき、
2週間の歴史的猛奮闘で、福山市長実現を何としても

2024年1月21日 日本共産党京都府委員会

 何より福山さんの“候補者力”、広い市民の立ち上がり、日本共産党の役割発揮が力となり、京都市長選の“3つの選択”が鋭く問われるなかで、告示日を迎えました。

第1の選択/カネの力で政治をゆがめる他陣営か、清潔な福山陣営か

 告示を前に、メディアも「自民の政治資金パーティーを巡る裏金事件発覚後最初の大型選挙」「『政治とカネ』影響必至」(1月20日「毎日」)と、大きく報じました。  「お金ではなく、政治は民意で!」……福山さんは、一貫してこの立場で他候補との論戦に挑んできました。「元は村山支持。自民党に入れるわけがない」と語るあるお米屋さんは、福山さんが自民党京都府連の「マネーロンダリング」問題を告発した弁護士だと知り、「断然福山に入れる」と、党議員に表明しました。また、「村山パーティー疑惑」発覚直後の1月13日に、松井陣営が会費1万円でミネラル水1缶のみのパーティーを開いていた事実(21日号京都民報)に、自民党支持者からも「開いた口がふさがらない」の声が出されるなかで、松井候補は「自民党公認ではない」(候補者討論会)と苦しい言いわけを始めました。岡野八代・上脇博之・田中優子・中村和雄・浜矩子5氏連名の「こんな金権腐敗政治を許していいのか。2・4京都 良識の審判を」の賛同よびかけには、作家の赤川次郎氏をはじめ、全国の著名人から次々と共感・賛同の声が寄せられ、「政治とカネ」が市長の資格を問う重要争点となってきました。
 世論調査では、「パーティー券問題」が市長選投票に「影響する」が67%、「影響しない」が33%です(13日「京都」)。一連の「赤旗」日曜版のスクープとともに、「発端は共産党系の週刊新聞『京都民報』だった」(同)とメディアも書くなかで、「現職陣営か維新か」の“偽りの対決構図”を緒戦で葬り去るとともに、金権腐敗の自民党政治に怒る広い有権者の選択が福山さんに向かう条件を切りひらいています。
 
第2の選択/政治や行政が市民の暮らしと安全にどう向き合うか

 「毎日の買い物に、1円でも安いものをと、私らは暮らしで苦労しているのに、自民党や村山さん・松井さんは、何を考えているのか」……ここに庶民の怒りがあります。この選挙で市民の投票動機となるのは、やはり何と言っても「暮らしと安全」の争点です。
 福山さんは一貫して「門川行財政改革」への態度を他候補に厳しく問うてきました。門川市政による敬老乗車証や保育所への補助金削減を元に戻すとともに、「子育て全力応援・5つの無償化」を、財源も示して約束する福山氏。一方、松井氏は明確な態度表明ができません。それは、「門川市長ありがとう。バトンを引き継いでいく決意です」(13日。決起集会)と表明する「門川後継者」だからです。ところが、松井氏は討論会で、「門川さんの後継者とは思っていない」と言い訳する始末です。門川市政を「評価しない」が70%、「評価する」が30%。「評価しない」理由のトップスリーが「行財政改革」35%「観光」18%「福祉・子育て」17%です(13日「京都」)。加えて、「門川さんが消防職員を381人も削ったのには驚いた。阪神大震災から29年経つのに、何も変わってない」(東山で)と怒りの声が寄せられ、門川市政が廃止・休止した市独自の被災者住宅再建支援制度や、住宅耐震化リフォーム助成を復活する福山公約に、期待が広がりつつあります。

第3の選択/ 行きづまり、破たんした自民党政治をどうやって変えるのか

 「市長選では、これまでの与野党相乗りから脱し……自主投票することを決めた」「政策面では福山和人氏の考えに近く、個人として応援」(20日「京都」)……蜷川府政落城後約半世紀を経た、社民党府連代表の初めての表明を歓迎します。かねてより「相乗りからの脱却」を表明し、離党表明していた立憲民主党市議が会派を離れ、同党の市会会派が消滅しました。一連の動きは、「オール与党」体制の更なる破たんとともに、国政も市政も、政治を変えるには、市民と野党の共闘しかないことを、改めて示したものです。
 この間の激動を受けて、メディアは、市長選が「共産対非共産」に戻ったとさかんに書いています。これをもって「有利」とか「不利」とか論ずるのは、メディアに任せておけば良い。勝利は、私たちの活動で主導的に切りひらくものです。
 対決構図は、「政治を変えたいと願う市民」対「カネの力で政治を歪め、市民の暮らしと安全をないがしろにする勢力」の二極です。日本共産党は、「つなぐ京都2024」に結集された、保守無党派の人々も含む市民のみなさんとの共同を大切にし、“牛耳る”ことも“隠れる”こともせず、堂々と誠実にたたかいます。
 ある調査では、有権者の「3つの層」=「無党派層」「女性」「必ず投票に行く層」で、福山さんが松井氏を上回っているといいます。“3つの選択”をめぐる有権者動向、選挙戦の様相から、これは実態を反映していると評価できます。同時に、自民党のあまりの金権ぶり、加えて、「改革」幻想を振りまきながら自民党と同様の金権ぶりで立候補の資格さえ問われた維新・村山陣営の大失態を受け、政治不信も広がっています。
 勝利の条件は、「京都に福を呼ぶつどい」の成功など、この間の奮闘で切りひらいており、絶好のチャンスです。同時に、まだ全党・後援会の立ち上がりに至らず、「折り入って作戦」の働きかけも後援会員比3割、支持拡大は前回比6割です。現状では、政治不信から投票率が下がり、松井陣営の組織固めによる逃げ切りを許しかねない……これが、告示日における情勢判断です。まだ2週間あります。人物も政策も候補者対決では決着がついています。この1週間余で500人超の近畿の支援隊が京都に入って私たちも励まされ、市民に声が届けば、他党支持層も無党派の人々も、次々と福山支持に変わっています。

 勝利へカギは、第1に、一つひとつの街宣やお帰りなさい宣伝など、人の流れに沿った宣伝・対話によって、“街頭で票を取る”勢いです。第2に、全党員・後援会員が立ち上がり、「折り入って作戦」で「何人に広げていただけますか?」と担い手を増やし、電話も使ってあらゆるつながり・名簿で支持を広げることです。第3に、福山陣営の発信をLINEを活用して広げ、対話・支持拡大を行うことです。「折り入って作戦」と一体に入党を働きかけ、読者を増やし、15.2万の党の得票目標をやり遂げて、勝利への責任を果たしましょう。

 自民党政治を終わらせる展望を明らかにした第29回党大会直後の全国的政治戦に、全国が注目しています。京都の党と後援会の誇りと自覚を胸に刻み、今度こそ勝ちましょう!


【PDF】20240121_告示日アピール
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