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活動と政策

2016.6.7 (火)

対決構図は「自公vs市民+野党」

 暴走を重ねる安倍政権を倒すために、野党が初めて全国的規模で選挙協力を実現して臨む……ここに、今回の参院選情勢の最大の特徴があります。定数1の全選挙区(34県・32選挙区)で野党統一候補が実現しました。日本共産党はこのすべてで勝利をめざし、力一杯たたかいます。比例区と、定数2の京都など13の複数定数の選挙区では、「野党は競い合って自民・公明と補完勢力に打ち勝つ」とうい立場で臨み、激戦に勝ち抜く決意です。  「自・公を少数に追い込み、安倍政権を退陣に追い込む。このことを京都で実現する。そのためには、自民党を打ち負かして、野党で2議席独占する。これ以外ありません。野党が限られたパイを奪い合っているようでは、これを実現することはできません。市民のみなさんと野党が力を合わせて、そのパイを外側に向かって大きく押し広げていく……そのために先頭に立って奮闘します」。日本共産党参院京都選挙区・大河原としたか予定候補は、戦争法廃止を求める市民集会(6月4日。円山音楽堂)でこう呼びかけて、万雷の拍手を受けました。日本共産党が全国的に改選6議席から11議席に躍進させていただいた2013年参院選。そのときの京都の投票率は52.0 5%。「自分の一票くらいで政治は変わらない」「野党がバラバラでは自民党に勝てない」……少なくない有権者は、こう思って棄権したのではないでしょうか。今回は野党はバラバラではありません。対決構図は「自公vs市民+野党」です。市民が熱望した野党共闘が大きな一歩を刻んだ今、「パイを外側に押し広げ」、投票率をあげて野党の勝利を。そして比例での日本共産党躍進と、定数2・京都選挙区での39歳弁護士・大河原としたか勝利で、自民党に打ち勝つことができるかどうか。これが、京都の選挙情勢の最大の焦点です。
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