2017.5.2 (火)
小選挙区で勝つ党へ
宇治演説会で田村智子副委員長が訴え
京都府の日本共産党洛南地区委員会は29日、田村智子党副委員長・参院議員を迎えた演説会を京都府宇治市内で開き、総選挙での日本共産党の躍進を訴えました。田村氏は、辞任した今村前復興相の暴言や、安倍首相自身の森友学園疑惑など、次々と出てくる安倍政権の本質を詳しく語り、「いまは支持率が高いと言われているが、こんな内閣が続いていることは、国民にとって恥ずかしい。市民と野党の共同で安倍内閣を倒そう」と強調しました。
「共謀罪」、平和外交、くらしの問題で、国民の立場でものを言い、展望を示す日本共産党を「小選挙区でも勝てるよう大きくする運動に、いま取り組んでいる」と述べた田村氏。「歴史の歩みと無縁ではない生き方を続けることができた。これが、私が党に入っての実感です」と語り、激動の時代に党に入り、ともに野党連合政権を作れるような情勢を切り開こうと呼びかけると、会場に入りきれないほどの参加者から、大きな拍手が湧き起こりました。
かみじょう亮一衆院京都6区予定候補が訴えました。
田村氏はこの日、宇治市の善法(ぜんぽう)墓地を訪れ、戦前に反戦平和を掲げ、治安維持法に反対して右翼の凶刃に倒れた代議士、山本宣治の墓に参りました。
(「しんぶん赤旗」2017年4月30日付けより)