2017.7.21 (金)
この政治変える共産党大きく 堀内・倉林両議員 国政報告会
「森友」「加計」お友達に億の金、介護・福祉予算どんどん削減
日本共産党の堀内照文衆院議員、倉林明子参院議員による国政報告会が15日に京都市右京区で行われました。堀内議員は冒頭で、「森友、加計問題で安倍首相はお友達に何億円というお金を出す。しかし介護保険、福祉の予算はどんどん減らしている」と怒りを込めました。「社会保障と税の一体改革」の矛盾をつき、消費税増税に頼らない財源づくりこそ求められていると語りました。
介護保険については、「持続可能性」の名で新たな負担増を導入しようとしており、利用料3割負担の導入は、現場の家族への過酷な影響を無視して強行するものだと批判しました。さらに、「自立支援」の名目で市町村に要介護度軽減等の目標を持たせて競わせることは、福祉の根底を変えるもので、公的責任の放棄だと指摘しました。
堀内議員は、安倍暴走政治と正面から対決し、野党共闘をすすめる共産党の議席を伸ばして政治を変えようと訴えました。
倉林議員は国民健康保険料値上げの実態について取り上げました。「今でも国保料が高くて払えないから滞納する人がいて、えげつない差し押さえがある」と語り、生活困窮になるおそれがある場合は差し押さえができない根拠として「国税徴収法」の規定があることを、3月の参院予算委員会の質問で明らかにしました。また、働かせ方破壊の労働者派遣法、「残業代ゼロ」法案ともたたかっていくと述べました。
国政報告会で堀内議員の話を聞く参加者
(「しんぶん赤旗」2017年7月16日付けより)