2017.10.19 (木)
平和への指針持つ党/ジャーナリスト 守田敏也さん
ジャーナリスト 守田敏也さん
安倍首相は「国難突破選挙」と称して、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)問題を政治利用しています。ひどいです。米トランプ大統領と一体で圧力と軍事的恫喝を繰り返し、韓国や米与党の共和党議員からも批判の声が上がっています。万が一、戦争になれば大変な惨劇が起こります。安倍首相こそ「国難」です。安保法制容認、改憲などを〝踏み絵〟に、民進党が合流した「希望の党」も自民党と同じ立場です。憲法に明記された人権の精神を侵害する〝踏み絵〟を仲間に強いるなど論外です。平和憲法に基づいた対話的精神に溢れた政治が求められています。
共産党は戦前から一貫して反戦平和を貫いてきた政党です。日本をゆがめる日米同盟を破棄し、自衛隊の存在を違憲と判断することを私は高く評価しています。平和で米国に従属しない日本を目指す上で、こうした指針を持った政党が今回の選挙で躍進することが非常に重要です。共産党の勝利のため、私も行動していきます。