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活動と政策

2018.3.12 (月)

原発は廃炉、再生エネで雇用・産業を

 京都府知事選挙(22日告示・4月8日投票)に立候補を表明した「つなぐ京都」の福山和人弁護士は2日、京都市下京区のキャンパスプラザで、原発に反対する市民ら60人と「福ちゃんとつながるミーティング」を開きました。

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 福山氏は、大飯原発差し止め訴訟の弁護団の一人として、再稼働反対、原発は廃炉を目指すべきだと主張してきたと述べ、「海外の原発にかかわる企業は軒並み撤退している。廃炉は、命や安全性の問題だけでなく、ビジネスとして経済的にも合理性がある。廃炉を目指し、自然エネルギーへ切り替える中で、新たな雇用や産業を生み出せる」と指摘。「脱原発を打ち出している新潟県の米山知事とともに、福井、石川を挟み込み、原発ノーの世論を高めよう」と呼びかけました。
 「つなぐ京都」の呼びかけ人で「市民環境研究所」の石田紀郎代表理事、「使い捨て時代を考える会」の槌田劭・元代表らが発言。50年前から原発に反対している槌田氏は、福山氏から学習会を呼びかけられたと述べ、「誠実さを感じた。京都府は原発に近く、蚊帳の外とは筋違い。原発に反対する知事を送り込む必要がある。私も真剣にやりたい」と語りました。
 参加者からは「今の知事は私たち市民運動をするものとは全く会わない。知事は御用聞きで、知事室を玄関に置くという福山さんの姿勢は大切」「脱原発は大きな争点。京都脱原発宣言を作り上げてはどうか」などの意見や提案が寄せられました。

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(「京都民報」2018年3月11日付より)
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