2018.3.20 (火)
3月17日北部大集会[三段池体育館]での 井上さとし参院議員の演説を紹介します
激動の国会から、昨夜遅く帰ってまいりまして、ここに駆け付けました。参議院国会対策委員長の井上さとしです。
みなさんのお手元のビラにあります福山和人さんの訴えに「いま政治に求められているのは、オトモダチ優遇の強権政治ではなく、府民によりそう立憲政治」。私は本当にそう思うんですね。
森友問題での公文書改ざんを財務省が認めました。安倍昭恵さんが名誉校長をつとめる学校のために、国民の財産、土地を特別扱いで格安に売却をする。その経過をバッサリ削っていました。まさに、国政私物化を隠すために、改ざんが行われたことが、もうはっきりいたしました。
みなさん、公文書というのは、国民の知的共有財産です。これを改ざんするということは、国民をあざむくということです。そして、国政調査権を持つ国会が要求した公文書を改ざんした。これは、行政府が立法府をあざむくことです。二重にあざむいた。憲法に明記された国民主権と議会制民主主義を踏みにじる歴史的な犯罪行為と言わなければなりません。
その責任を佐川前理財局長だけになすりつける。こんなこと許されるわけありません。徹底究明をつうじて、内閣総辞職においこもうじゃあありませんか。
こういう強権政治は、何をもたらすのか。昨日あらたに発覚をいたしました。名古屋市の公立中学校が前川前文科事務次官を招いた授業に、文部科学省が圧力を加えた。ここにみなさん、文科省が送ったメールがあります。事細かに、どういう目的や経過か、参加人数はどうか、反応はどうか、録音データをだせ、と聞いています。みなさん、いまちょうど『わろてんか』でやってますね。ものの言えない・・そういう時代への反省から、「教育は不当な支配に服することなく」と、こう定めた教育基本法にも反する、憲法違反の、教育への介入ではありませんか。
オトモダチは優遇するけど、自分にたてついた人はとことん、排除していく、そのために教育にまで介入する。恐ろしいことです。あの秘密保護法、戦争法、共謀罪とつづいてきた安倍政権の強権政治。この京都から、ストップをかけようじゃあありませんか。
昨日報じられた世論調査で、内閣支持率が約10ポイントさがっている。急きょ呼びかけられた官邸前の集会には、日に日に5千人、1万人、1万5千人とどんどんふくれあがっています。こんなに国民の怒りが高まっているのに、みなさん、元中央官僚の相手は、こんな政治をつづける自民党に推薦をうけ、こんな安倍首相から「必勝」という色紙をもらって、得意げに記念撮影をしました。こんな人に、どうして府民の願いにこたえる政治ができるでしょうか。
憲法をかかげ、特定のオトモダチではなくて、府民まるごと全力応援をかかげる福山さんで、府民に寄り添う新しい政治を、ごいっしょにつくろうではありませんか。
この、改ざんをみとめさせて、そして、佐川氏の喚問からも逃げられない状況をつくりだしたのは、国民の怒りと、野党6党の共同です。この間、なんども幹事長、書記長、国対委員長の会談を重ねてまいりました。
この共同の土台にあるのが、あの憲法違反の安保法制、戦争法を許さない、立憲主義守れのたたかいです。これで大きな役割を果たしたのが、日弁連だったんです。弁護士会のみなさんが、東京でも京都でも呼びかけた集会に各党が参加をする。これを通じて、野党の共同、市民の共同がひろがった。京都弁護士会の副会長として大きな要の役割を果たしたのが福山さんであります。野党をつなぎ、市民をつないだ。「つなぐ」というスローガンは、ほんとうに福山さんのやってきたそのものだと私は思います。
そして、みなさん、野党共闘は、原発問題でもひろがっています。先日、立憲民主党、社民党、自由党、そして日本共産党4党で、原発ゼロの法案を国会に提出いたしました。歴史上はじめて、国会に原発ノーという法案を提出することができたんです。この点でも福山さんは、大飯原発差止訴訟の弁護団長として奮闘をされました。憲法を生かし、そして、原発をゼロにする新しい府政をつくる。その知事にふさわしいのが福山さんではないでしょうか。
残念ながら、国会では安倍政治許さない市民と野党の共同に加わる政党が、京都では自民党といっしょになっています。しかしみなさん、この共同はもともと政党の都合でつくられたものではないんです。市民のみなさんの、この政治を許したらいけない、この声でつくられたものです。「国と地方はちがう」と言ってブレる政党があっても、国でも地方政治でも、強権政治を許さないとの、これまでの政党支持の違いのあるなしをこえて、力をつなげば政治は変えられます。
新潟県の知事選挙では、民進党は自主投票でした。しかし、県民の支持が急速に広がる中で、最後は国会議員が応援にかけつけました。投票率が大きく上がり、保守や無党派のみなさんの支持も得て米山知事が当選しました。市民が力を合わせれば政治を変えることができる。
そして、新潟では、どんな圧力があっても、福島第一原発の事故の検証が終わるまでは柏崎刈羽原発の再稼働の議論をおこなわない。確固として知事はがんばっています。医師不足解消のための独自のとりくみや独自の給与型の奨学金がはじまりました。さらには、独自の米の所得補償がはじまって、種子法がなくなったもとで種子条例を県として施行する方針です。みなさん、力をあわせれば知事を変えることができる、そうすれば、暮らしと政治が変わる。この京都からもつづこうではありせんか。京都から、福山知事誕生させて、いっしょに国政を変える流れをつくろうではありませんか。ありがとうございました。
みなさんのお手元のビラにあります福山和人さんの訴えに「いま政治に求められているのは、オトモダチ優遇の強権政治ではなく、府民によりそう立憲政治」。私は本当にそう思うんですね。
森友問題での公文書改ざんを財務省が認めました。安倍昭恵さんが名誉校長をつとめる学校のために、国民の財産、土地を特別扱いで格安に売却をする。その経過をバッサリ削っていました。まさに、国政私物化を隠すために、改ざんが行われたことが、もうはっきりいたしました。
みなさん、公文書というのは、国民の知的共有財産です。これを改ざんするということは、国民をあざむくということです。そして、国政調査権を持つ国会が要求した公文書を改ざんした。これは、行政府が立法府をあざむくことです。二重にあざむいた。憲法に明記された国民主権と議会制民主主義を踏みにじる歴史的な犯罪行為と言わなければなりません。
その責任を佐川前理財局長だけになすりつける。こんなこと許されるわけありません。徹底究明をつうじて、内閣総辞職においこもうじゃあありませんか。
こういう強権政治は、何をもたらすのか。昨日あらたに発覚をいたしました。名古屋市の公立中学校が前川前文科事務次官を招いた授業に、文部科学省が圧力を加えた。ここにみなさん、文科省が送ったメールがあります。事細かに、どういう目的や経過か、参加人数はどうか、反応はどうか、録音データをだせ、と聞いています。みなさん、いまちょうど『わろてんか』でやってますね。ものの言えない・・そういう時代への反省から、「教育は不当な支配に服することなく」と、こう定めた教育基本法にも反する、憲法違反の、教育への介入ではありませんか。
オトモダチは優遇するけど、自分にたてついた人はとことん、排除していく、そのために教育にまで介入する。恐ろしいことです。あの秘密保護法、戦争法、共謀罪とつづいてきた安倍政権の強権政治。この京都から、ストップをかけようじゃあありませんか。
昨日報じられた世論調査で、内閣支持率が約10ポイントさがっている。急きょ呼びかけられた官邸前の集会には、日に日に5千人、1万人、1万5千人とどんどんふくれあがっています。こんなに国民の怒りが高まっているのに、みなさん、元中央官僚の相手は、こんな政治をつづける自民党に推薦をうけ、こんな安倍首相から「必勝」という色紙をもらって、得意げに記念撮影をしました。こんな人に、どうして府民の願いにこたえる政治ができるでしょうか。
憲法をかかげ、特定のオトモダチではなくて、府民まるごと全力応援をかかげる福山さんで、府民に寄り添う新しい政治を、ごいっしょにつくろうではありませんか。
この、改ざんをみとめさせて、そして、佐川氏の喚問からも逃げられない状況をつくりだしたのは、国民の怒りと、野党6党の共同です。この間、なんども幹事長、書記長、国対委員長の会談を重ねてまいりました。
この共同の土台にあるのが、あの憲法違反の安保法制、戦争法を許さない、立憲主義守れのたたかいです。これで大きな役割を果たしたのが、日弁連だったんです。弁護士会のみなさんが、東京でも京都でも呼びかけた集会に各党が参加をする。これを通じて、野党の共同、市民の共同がひろがった。京都弁護士会の副会長として大きな要の役割を果たしたのが福山さんであります。野党をつなぎ、市民をつないだ。「つなぐ」というスローガンは、ほんとうに福山さんのやってきたそのものだと私は思います。
そして、みなさん、野党共闘は、原発問題でもひろがっています。先日、立憲民主党、社民党、自由党、そして日本共産党4党で、原発ゼロの法案を国会に提出いたしました。歴史上はじめて、国会に原発ノーという法案を提出することができたんです。この点でも福山さんは、大飯原発差止訴訟の弁護団長として奮闘をされました。憲法を生かし、そして、原発をゼロにする新しい府政をつくる。その知事にふさわしいのが福山さんではないでしょうか。
残念ながら、国会では安倍政治許さない市民と野党の共同に加わる政党が、京都では自民党といっしょになっています。しかしみなさん、この共同はもともと政党の都合でつくられたものではないんです。市民のみなさんの、この政治を許したらいけない、この声でつくられたものです。「国と地方はちがう」と言ってブレる政党があっても、国でも地方政治でも、強権政治を許さないとの、これまでの政党支持の違いのあるなしをこえて、力をつなげば政治は変えられます。
新潟県の知事選挙では、民進党は自主投票でした。しかし、県民の支持が急速に広がる中で、最後は国会議員が応援にかけつけました。投票率が大きく上がり、保守や無党派のみなさんの支持も得て米山知事が当選しました。市民が力を合わせれば政治を変えることができる。
そして、新潟では、どんな圧力があっても、福島第一原発の事故の検証が終わるまでは柏崎刈羽原発の再稼働の議論をおこなわない。確固として知事はがんばっています。医師不足解消のための独自のとりくみや独自の給与型の奨学金がはじまりました。さらには、独自の米の所得補償がはじまって、種子法がなくなったもとで種子条例を県として施行する方針です。みなさん、力をあわせれば知事を変えることができる、そうすれば、暮らしと政治が変わる。この京都からもつづこうではありせんか。京都から、福山知事誕生させて、いっしょに国政を変える流れをつくろうではありませんか。ありがとうございました。