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活動と政策

2018.9.12 (水)

沖縄県知事選の勝利へ――渡辺和俊府委員長の決意表明(9/11・京都決起集会)

 9月11日、京都市中京区で開かれた「翁長さんの遺志を継ぎ 沖縄県知事選挙勝利をめざす 京都決起集会」での日本共産党・渡辺和俊京都府委員長の決意表明を紹介します。

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 この秋、私たちには絶対に負けられないたたかいが2つあります。
 1つは、言うまでもなく沖縄県知事選勝利、さらに1つは、臨時国会への自民党改憲案提出を許さず、安倍首相が企む改憲策動を出鼻でくじくことです。
 2つのたたかいは、連動しています。前回自主投票の公明党も、前回独自候補を立てて7万票を獲った維新も、改憲派が結束して沖縄知事選に襲いかかってきています。沖縄で勝ち抜くことが、憲法を無視し「戦争する国」づくりを進める安倍内閣への痛打になります。改憲を許さない全国的世論をつくることが、新しい沖縄県政を支える力になります。

*翁長知事は、オスプレイ配備反対と普天間基地の閉鎖・撤去、県外移設を求めた「建白書」の立場を断固として守り抜き、辺野古新基地建設反対を貫いて、安倍政権を追い詰めてきました。また翁長知事は、基地に頼らない振興策を追求して、好調な沖縄経済に転換しました。さらに翁長知事は、日米地位協定の異常な姿を鋭く暴露して、全国知事会が全員一致で日米地位協定の抜本的見直しを決議するという画期的な成果に実らせました。

*最大の争点である辺野古新基地をめぐって、沖縄県が埋め立て承認の撤回を決めたことで、相手陣営もこの問題への態度表明を避けられず、一方、玉城デニー候補は、承認撤回の決意は「1㎜も揺るがない」とキッパリ宣言し、論戦をリードしています。
 翁長さんの遺志を引き継ぐ大きな流れが県民の中から起こっており、「オール沖縄」が結束し、日本全国が我がこととして燃え上がって攻勢的にたたかえば、勝利する条件は大いにあります。それだけに、相手は、官邸主導で国家権力を総動員して県政奪還に挑んでおり、情勢は決して楽観できません。とりわけ、公明党・創価学会が相手候補の支援を強めていることは、軽視できなません。現状は、まさに大激戦・大接戦です。

*安倍氏も石破氏も改憲派であり、自民党は総裁選を通じて改憲の世論を掘り起こそうとしています。この秋に3000万署名を集めきり、臨時国会への改憲案提出を何としても阻止しましょう。来年の参院選で野党が勝って自民党と公明党、維新を少数に追い込み、9条改憲もろとも安倍政権を葬り去ろうではありませんか。

*幸い、野党は「安倍政権による改憲反対」で一致しています。沖縄でもそろって玉城デニー候補を支援しています。日本共産党はこの2つのたたかいに総力を尽くします。国政でも地方政治でも野党共闘を前進させるために力をつくします。
 沖縄の現地への支援募金が日本全国で急速に広がっています。京都からも、多くの人たちがボランティアにはせ参じています。同時に、一番重要なことは、私たち自身が結びつきを生かして沖縄の知人・友人に玉城支持を広げることです。
 京都府民の良識にかけて、何としても2つのたたかいに勝ち抜こうではありませんか。

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