共闘と改革を揺るがず貫く
日本共産党 比例代表選挙での日本共産党の躍進を

１０月２３日、宇治・城陽での渡辺府委員長の演説大要を紹介します。

PDFはこちら⏩20211023-渡辺府委員長の演説

みなさん。この選挙、「野党共闘、自公に挑む」（「朝日」）「自公ＶＳ野党共闘」（「読売」）と、公示日、新聞がそろって書きました。自公政治を続けるのか、野党共闘か。二極対決です。「政権交代」が焦点です。
　公示から２日後、新聞が今度は、「野党共闘一定の成果」（「日経」）「野党一本化、自民苦戦」（読売）と書きました。野党共闘の力で自公候補を破って、この対決に勝とうではありませんか。

１区は野党の代表・こくた勝利
６区も野党の議席実現へ

野党が政権を取れば実行する２０項目の共通政策が確認されました。
消費税を減税し、税金は大企業と大金持ちに負担してもらう。コロナ禍であぶり出された長年の医療費削減政策をあらためる。選択的夫婦別姓制度やＬＧＢＴ平等法をつくる。戦争法や秘密保護法の違憲部分を廃止する。核兵器禁止条約批准に向けて歩み出す。森友・加計・桜疑惑を徹底的に究明する、等々。
これらはすべて、９年も続いた安倍・菅政治、これを引き継ぐ岸田自公政治を大本から変える、画期的な政権公約です。この公約を実現する政権ができたら、日本共産党は閣外からしっかり支えることを、枝野さんと志位さんが約束しました。
ならば、可能な限り小選挙区で候補者を一本化しなければ、野党が国民から責任を問われる。日本共産党も立憲民主党も努力し、決断しました。２８９のうち２１３、４分の３の選挙区で、一本化しました。

立憲民主党は公式Twitterで次のように表明しています。
「（この一本化は）共産党や社民党、れいわや国民民主党の皆さんが協力してくださったからです。私たちは皆さんにリスペクトをもってこの選挙を戦うべきだと思っています。出たくても出れない人がいた。それが野党共闘。私たちはそれに応える責任があります」。

京都１区は、こくた恵二日本共産党国会対策委員長がただ一人の野党候補。ぜひ、１区での野党の勝利、こくた勝利にお力をお貸しください。この６区も、自公と維新を打ち破って野党の議席実現へ、みなさんの賢明なご判断をお願いします。

比例代表選挙での前進こそ、
共産党議席を増やす確かな道

政権交代を実現し、新しい政権がしっかり仕事をするためには、一貫してブレずに、誠実に共闘を貫いてきた日本共産党を伸ばしてください。比例代表選挙での前進こそ、共産党議席を増やす確かな道です。「あなたには二票あります」「比例は日本共産党」。この声を、どうか全国に、京都全域に、皆さんの周りに広げてください。

「改革」の顔をして自民党批判票をかすめとり、
野党を分断するのが維新の役割

野党共闘が力を発揮し始めた。こうなると、邪魔をする勢力がでてくる。維新です。
昨日、大阪の吉村知事が京都に来て、野党共闘を攻撃しました。そして、「しがらみのない改革の党が維新だ。この議席が国会に必要だ」と。

みなさん。大阪でカジノを認めてもらうのと引き替えに、改憲に協力すると、安倍さんと醜い取引をしたのが維新です。安倍・菅政治とのしがらみそのものではありませんか。
「身を切る改革」と言いながら、政党助成金や政務活動費の不法な使用など、「政治とカネ」をめぐるスキャンダルでたびたび批判されているのも、維新ではありませんか。

「改革」の顔をして自民党批判票をかすめとり、野党を分断する。これが、維新の役割です。自公政治の改革を願う人は、こぞって２０項目の改革を約束している野党へ。共闘と改革を揺るがず貫く日本共産党へ。比例代表選挙での日本共産党の躍進を。みなさんの力強いご支援をお願いし、訴えとします。