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活動と政策

2021.10.27 (水)

【京都6区・比例演説会】佐々木真由美・宇治市議の訴え

ブレない態度で、忖度なしにモノが言える
新しい政治には共産党の躍進が不可欠



※10月23日に宇治市文化センターで行われた演説会で、6区市民連合の立場から応援演説に立った、 佐々木真由美・宇治市会議員の訴え(要旨)を紹介します。

社会をつくりかえる大きなチャンス
政治を市民たちの手で取り戻したい

 こんにちは。宇治市議会議員の佐々木真由美です。京都6区市民連合で、なんとか今の政治を変えたいっていう思いで、たくさんの仲間たちと一緒に、動いているところです。
 この選挙は、本当に重要な選挙だという思い、みなさんも感じてらっしゃると思うんです。なぜ重要かというと、この社会をつくりかえる大きなチャンスなんですね。この選挙は。
 コロナ禍で、本当に国の政治のあり方、まざまざと見えてきました。国民すべてが傷ついている、本当にしんどい状況でも助けてくれないこの国の政治に、感染を広げるとわかっていてもオリンピックをやってしまう今の政権に、期待をしても期待をしても裏切り続けられてきた。
 私も、コロナでもし倒れたらどうなるんだろうとか、家族がコロナで倒れた時に、入る病院もなくて、検査もなかなか受けられなくて、そんな状況になるとどういう気がするんだろうという、そう思うだけで胸が詰まってくる感じ、そういう思いをとっても感じてました。だから当事者だけではなくって、本当に困難に陥った人、また健康を失った人、そういう人を見てるだけでも、国民はうっすらと傷ついています。そんな中で、何があっても大丈夫、信頼できる政府を、そんな政治を市民たちの手で取り戻したいという思い、それで全国で市民連合という新しい動きが、今回の選挙では始まっています。
 期日前投票に行かれた方いらっしゃいますか。私、市役所の議会棟で仕事をしてるんですけども、期日前投票、長蛇の列になる時があるんです。そんな中には、小さいお子さんを連れた若いご夫婦もいらっしゃいますし、学生さんかなと思うような若い方もいらっしゃいます。なんかこれまでと違うなあという空気を、私はすごい感じています。
 市民連合が提案した政策合意、野党4党で約束しました。これを必ず実現するっていう、そのサインを見た時には、本当になんかワクワクするような気持ちで、これから政治が動くんじゃないかということで、そんな気持ちで、その様子を新聞記事で読んでました。
 この6区では、なかなか候補者との関係をつくることは困難でしたけれども、それでもやっぱり、背に腹は代えられない。私たちは、誰かの応援をするために、この市民連合で必死に動いてるんじゃない。今の自公を少しでも削りたいんだ。そして、今の政権を倒し、それに代わる新しい政治を、市民の手でつくっていきたいんだ。そんな思いで、全国で動いています。

「汝の道を行け。あとは人の語るに任せよ」
――アクセル全開で前に進むべき時

 市民連合の動きをしてるってことで、お話をさせていただく機会もすごく増えたんですけれども、実はこの選挙期間にですね、私はどんなふうに動こうかっていうのは、ずいぶん悩みました。
 私は、どの政党にも属していません。無党派っていう立ち位置で、市会議員の仕事をしています。6区では仕方がないんですけどね、野党の別の候補者の方が、絶対並ぶのは嫌だとおっしゃるので、当然、共産党さんと一緒にこの運動を進めていくしかないんですけれども、「無党派だから応援してる」っていう支援者の中には、例えば、佐々木が「赤旗」に出てた、京都民報に出てた、共産党のオンライン講演会に出てたっていうだけで、「無党派、市民派って言ってるけれども、実は違うんじゃないか」と見られるんじゃないかという、そういう心配をするお声をいただくときがあるんです。
 そんなこともあって、先日、公示日にJR宇治駅前に倉林参院議員と一緒に並びましたけれども、それは、最初はお断りさせていただいてたんです。もう選挙中はおとなしくしとこうと、そういうふうに、ちょっと秘かに決めてたんですけれども、そうお返事した後で、なんかモヤモヤする。なんかスッキリしない。「これで良かったのかな」という思いが、とてもしたんですね。
 そういう言葉にならないモヤモヤっとした思いを、京都6区市民連合で一緒に動いている、信頼している友人に話したところ、こういう言葉を教えていただきました。
 マルクスの言葉らしいんです。「汝の道を行け。あとは人の語るに任せよ」っていう、そういう言葉を教えていただいたんですね。これは言い換えれば、「自分の道を進め」「自分が信じる道を進め。人には勝手なことを言わしておけばよい」ということです。この言葉を聞いてね、私は本当にハッとしました。「共産党と共闘することで、これまでの支持者が逃げていく。だから共闘はできないんだ」という、どこかで聞いたような言葉。つまり同じことを、私はしようとしていたんだということに気が付きました。もう日本はそんなこと言ってる場合じゃないんですよね。もう思いっきり床につくぐらいアクセルを踏んで、進んでいかなきゃならない。そんな時に、私は自分が一番嫌いな「保身」ということを選択しようとするところだったなぁ。「わぁ、危ない危ない」ということを自分で言っていまして、それで断った次の日にですね、「やっぱりやらしてください」とお願いしました。今日もこうしてお話をしています。

今の政治でいいわけがない
この手の中にある1票の力で変えよう

 その言葉を言ってくれた友人には、とても感謝しています。きっとこの会場に、今日も来ていただいていると思うんです。いろんなことを考えましても、人の命より利益が優先されてる、そんな政治でいいわけがない。大企業や富める者たちのための政治でいいわけがない。私たちの税金を、自分と、自分とつながりを持つ者たちの利益に使うような政治でいいわけがない。自分のやったことを隠し、都合のいいように改ざんする政治でいいわけがない。国民の命を守ろうとせず切り捨てる政治、困難に陥った国民の暮らしを見捨てるような政治でいいわけがない。人口の半分を占める女性の尊厳をないがしろにする、そんな政治でいいわけがないんです。だったら、私たちの手で、この手の中にある1票というその力で、政治を変えていきたいと思います。
 ここ6区では、本当にあの1区のように、市民と野党の共闘ということで候補者を立てる、これは本当に念願だったんですけれども、そういう具体的な形で展開することはできませんでした。候補者との関係性がすぐれないというのは、とっても残念なことではありますが、全国ではなんと75%の小選挙区で、野党候補一本化が実現しています。だから、確実に流れは大きく変わってきています。
 この6区では、初めて、共産党さんは立候補者を立てないという、これまでとは大きく違う選挙なので、みなさんの中にも、いろいろなお気持ちをお持ちだとは思います。しかし、「これでいいのか」と問い直し、希望を持って生きていける社会につくり直すためには、共産党の躍進が必要不可欠なものと思っています。ブレない態度で、どこへも忖度をしないでモノが言える、そんな政治家が政治を行うことで、政治への信頼を取り戻し、危機に瀕している民主主義を、私たちの手に取り戻すにも、市民連合もこれからの一週間、それぞれの場所で力をつくします。
 自公維には入れない、棄権はしない、そう訴え続け、政権交代で何があっても安心して暮らせる国に、政権交代で自分の生き方を自由に選択できるようなジェンダー平等の国へ、そんな思いを込めて政権交代を成し遂げ、私たちの手に政治を取り戻しましょう。みんなで一緒に頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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