長岡京市長選が15日投開票され、「長岡京市をよくする会」の浜野利夫氏（74）＝無・新、日本共産党推薦＝は、５７４４票（得票率22・27％）を獲得しましたが及びませんでした。
　当選は、現職の中小路健吾氏（49）＝無所属、自民・公明・国民・立民・社民推薦＝でした。

　浜野氏は、告示約１カ月前の出馬表明という短期間の活動にもかかわらず、前回の同会候補者の得票から７７５票伸ばし、昨年参院選の日本共産党比例票（３９０５票）の１・47倍としました。

　浜野氏は大勢が判明した午後11時、集まった支援者を前に「寄せられた１２００通を超えるアンケートの声にこたえようとがんばったが、残念な結果となり申し訳ない」とあいさつ。「コロナ禍、物価高騰が続くもとで、政治の責任は問われ続ける。今後は一市民として、掲げた公約の実現、福祉の増進という自治体本来の役割を取り戻す活動を、みなさんと取り組んでいきたい」と語りました。