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JCP KYOTO EYEs ~チャンネル「情勢・論点」

2019.3.5 (火)

2兆円の北陸新幹線より、「まず、暮らし」

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 福井県小浜市から京都府南部まで北陸新幹線を延伸する予算は2.1兆円。京都府の負担は2000億円では済まないと見込まれます。しかも、ほとんどのルートが地下で、「奇跡の森」=芦生(南丹市美山)を含む京丹波高原国定公園の地下を掘り抜き、豊かな自然が大打撃を受けます。
 昨年の京都府知事選挙で、日本共産党が推薦した福山和人候補は、「中学校卒業までの子どもの医療費無料化」や「全員制の暖かい中学校給食」「府独自の給付制奨学金の創設」などの公約を掲げ、これらは「府予算の1%でできる」「財源がないのではなく、知事のやる気がないだけ」と訴えて大善戦しました。
 一方、自民党は、「今度の選挙で勝って北陸新幹線に弾みを」と訴え、西田参議院議員が、延伸は「たかだか2兆円」と豪語、野放図な税金投入を主張しています。
  党京都府議団が、「2兆円の北陸新幹線延伸より、『まず、暮らし』」のポスターをつくりました。みなさん一人ひとりにとって「まず、暮らし」の中身は、何ですか?「待機児童解消」でしょうか?「給付制の奨学金を」でしょうか?「国民健康保険料の引き下げを」でしょうか?大いに話題にしてほしいと思います。
 税金の使い方をめぐる「自共対決」の選挙です。
  ※写真は、北陸新幹線延伸問題を特集した3月3日号の京都民報の記事です。
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