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JCP KYOTO EYEs ~チャンネル「情勢・論点」

2020.10.25 (日)

日本共産党の政権論(1)  「次の総選挙での政権奪取」を野党共通の目標に

日本共産党の政権論(1) 「次の総選挙での政権奪取」を野党共通の目標に

 

 「市民と野党の共闘で、野党連合政権に道を開く」……今年1月の党大会で、日本共産党が掲げた、来たるべき総選挙の目標です。あれから9ヵ月、今は、「次の総選挙で政権交代を実現し、野党連合政権を樹立する」と宣言し、それを野党全体の共通の目標にしようと、呼びかけています。それには、次の2つのわけがあります。
①「日本学術会議への違憲・違法な人事介入など、前政権を上回る強権ぶりを早くもあ らわにしている菅政権を、おめおめと続けさせるわけにはいかな  い」からです。
②「この目標はまた、この間の市民と野党の共闘の前進にてらしても当然の目標」だと 考えるからです。
 この日本共産党の宣言に対して、「菅政権を倒したい」「そのために野党は団結して立ち向かってほしい」と願う党内外の多くの人々から、歓迎の声があがっています。同時に、私たちのもとには、次にあげるような様々な意見、疑問、戸惑いや不安も寄せられています。
 *「1970年代の遅くない時期に民主連合政府」と言っていたが、結局できなかった。あのときより党の力は落ちているのに、本当にできるのか?
 *かつて自民党の幹部だった小沢一郎さんや中村喜四郎さんを信用しても良いのか?
 *京都府知事選挙や京都市長選挙で自民党と組んできた他の野党を信用できるのか?小選挙区の候補者一本化なんてできると思えない。
 *民主党政権の二の舞になるのではないか?
 *共産党は在野にいて政権批判している方が、似合ってる。無理に他党と妥協せず、単独政権を目指すべきだ。
 これらの声を念頭に、また、京都の実情も交えつつ、しばらくの間、「日本共産党の政論」のタイトルで、筆を進めます。引き続き、ご意見をお寄せください。

 私たちは、京都でも野党共闘の実現へ、力をつくします。同時に、比例代表選挙で支持を広げていただくことを、心からお願いします。前回の総選挙では、定数が29から28に減った近畿ブロックで、日本共産党は4議席から2議席に半減しました。これを4議席に取り戻すのが、次の総選挙の大目標です。比例代表選挙で、全国どこでも「共産党」と書いていただく一票一票が広がってこそ、野党共闘の道も開けます。
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                            2020年10月25日 府委員長 渡辺和俊

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