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京の名水探訪

09年3月10日(火)掲載

22、大原の「朧の清水」

 三千院から寂光院に向かう道すがら、大原の山里の細い坂道を田畑を眺めながら、山道を登るように歩いていくと道の脇、灌木の下にひっそりと小さな泉がある。これが有名な「朧(おぼろ)の清水」です。でもこの清水は飲めません。

 朧とは、春の季節の月光の意味で、建礼門院徳子にまつわるいわれがある。徳子が京都からはるばる寂光院へお越しの道すがら、この清水のあたりで日が暮れて、自身のお姿が月光によってこの水溜りにおぼろに写った。おぼろ月夜の時、水面を通して映るやつれた姿を見て、身の上を嘆いたといわれたところだそうです。
 寂光院に向かうこの道は里の風情があり、のんびり歩くのがおすすめです。季節が合えば5月の大原女まつり…頭にカゴを乗せて歩く老・若・幼の大原女たちをぜひ一度見にきて下さい。大原女衣装の体験も年中受け付けています。(和)


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